【W杯アジア最終予選】サッカー最終予選初出場のDF山根「負けたら日本のサッカーどうなるのか考えた」

山根視来

サッカーのカタールW杯アジア最終予選でベトナムに1―0で勝利した日本代表のDF山根視来(川崎)が、一夜明けた12日、オンライン取材に応じた。

最終予選という特別な舞台に初めて立ち「正直、経験したことのないプレッシャーを感じた。負けてしまったら日本のサッカーがどうなるのか考えた」と巨大な重圧を明かした山根。「重圧が大きい分、勝った喜びも大きい。せっかくなのでこの舞台を楽しもうとした」と、エンジョイを心掛けたという。

今回はコンディション不良のDF酒井宏樹(浦和)に代わり、右サイドバックで先発出場。〝酒井超え〟へ、手ごたえを問われると「外から見るのと中でやるのは違うし、経験は大きいが、自分は1試合であの人は何試合も経験されている。この1試合でどうこうなるとは思っていないが、自分が経験したことを消化してレベルアップしないといけない」と意気込んだ。

16日のオマーン戦ではさらに大きな重圧がかかる。「能力の高い選手がいるのでリスクマネジメントが大事だし、オマーンのホームなので難しい試合になると思うが、勝ち点3だけを目指してやらないといけない」と悲壮な覚悟を見せている。

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