国体開催「知らない」35% 障スポは6割 栃木県政世論調査

栃木県庁

 2022年10月に第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」が本県で開催されることを、県民の35%が知らないことが12日までに、21年度の県政世論調査で分かった。同月開催の全国障害者スポーツ大会(障スポ)「いちご一会とちぎ大会」を知らない県民は約6割に上った。それぞれ20年度調査から17ポイントと12ポイント改善したものの、開催まで1年に迫る中で浸透は十分とはいえず、県は認知度向上に向けた取り組みを進める方針。

 世論調査は5~6月、県内在住の満18歳以上の男女2千人に郵送し、1288人が回答した。回答率は64.4%。

 国体を「知っている」は63%だったのに対し、「知らない」は35%。無回答は2%。男女、年代別の認知度では特に50代の男女が72%と高かった。

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