田村淳、菅義偉前首相のワクチン戦略を「ちゃんとバトンは渡してくれてる」と評価

13日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が菅義偉前首相の新型コロナワクチン戦略を改めて評価した。

番組では、「今週の気になるニュース」のコーナーにノンフィクションライターの石戸諭氏がゲストとして登場、気になったニュースについて話していた。

そこで、岸田文雄首相の新型コロナウイルス第6波に備えた対策の話題となった。政府は、新型コロナの再拡大に備え、3割増の3万5000人以上が入院できる体制を今月末までに構築する考えを表明した。これまで感染者数の増加や、それに伴う医療体制逼迫などが、首相の支持率に影響してきたことから、来年に7月に行われる予定の参議院選挙での与党の勢いにも関係してくる重要事だと石戸氏は考えているとのこと。

その流れで、前政権である菅政権でのコロナ対策の話となり石戸氏は「菅政権あれだけ言われましたけど、なんだかんだ言いながらワクチンの接種に関しては、当初は伸び悩むんじゃないかと思ってたんですよ、でもこないだ調べたら65歳以上ってもう9割以上打ってるんですよね1回目。全体でも7割くらい」とワクチン接種がかなりの割合で進んでいたと話す。

現在はどうしても打ちたくないという人以外は、若い世代でも比較的簡単に摂取できる状況ということで、石戸氏は「これがなかったら、岸田さん今、こんなに安泰じゃないかもしれない」と振り返った。

その意見に関しては淳も「ちゃんとバトンは渡してくれてるんですよね」とコメント。「そう考えると、すげえ運が悪かったみたいなところになりますね菅さんは」と就任時の状況の厳しさについて触れる。

石戸氏は「菅さんは、運の悪さと説明ね。あの危機の対応での貧しさみたいなところで損したみたいなところはありますけど」と欠点は指摘しつつも、「でも彼が辞めるといって、選挙を乗り切ってきたので、まあなかなか、見る目はあるのかなと。今になって菅さんって怖ぇ~なと思ったところもあります(笑)」と評価できる部分も多いと話したのだった。

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