PSGがセルヒオラモスの放出方針を決定 移籍先にマンUも浮上

セルヒオラモス(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、負傷のため入団からいまだに出場機会がないスペイン代表DFセルヒオラモス(35)を放出する方針を決定したようだ。

高額年俸で加入しながらけがのリハビリが長引いていまだに試合に出場できていないセルヒオラモス。チーム内からも批判が高まっており、一部選手が水面下でクラブ首脳陣に放出を直訴する事態に発展している。

そうした中、スペインの移籍専門メディア「トードフィチャージェス」は「セルヒオラモスの署名を後悔しているPSGが、彼の退団を強制する」と報道。来夏の移籍市場で放出する方針が内定したと伝えた。

移籍先については「ユナイテッドまたはインテルマイアミが、来年7月にパリを離れる場合に選手が扱う2つのオプションだ」と指摘。ベッカム氏がオーナーを務める米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテルマイアミはすでに獲得に乗り出しているが、それに加えて今夏の移籍時にも選択肢だったイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドも浮上している。

針のむしろになっているスペインのレジェンドはどこへ向かうのか。

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