中日が若手キューバ2選手と育成契約 加藤球団代表「日本へ来たらドラフト1位」級と太鼓判

中日が獲得したギジェルモ・ガルシア外野手(左)とフランク・アルバレス投手

中日は13日、ともにキューバ出身のギジェルモ・ガルシア外野手(21)、フランク・アルバレス投手(22)と育成契約を結ぶと発表した。

また、ライデル・マルティネス投手(25)、ジャリエル・ロドリゲス投手(24)との来季契約が合意したことも合わせて発表した。

ガルシアは182センチ、106キロの右投げ左打ちのパワーヒッターで外野手兼一塁手。昨季のキューバリーグのプレーオフではMVPを受賞し、今年開催されたU23W杯メキシコ大会ではキューバ代表の経験もある。

アルバレスは192センチ、92キロの大型右腕で球速はMAX152キロを誇り、スライダーとチェンジアップが武器。今年の東京五輪米大陸予選やU23W杯メキシコ大会でもキューバ代表に選出された。

キューバ出身の若手有望株2選手について加藤宏幸球団代表は「皆さんも(2人がプレーしている)動画を見れば分かると思うが、日本へ来たらドラフト1位ではないのか、という感じ」と絶賛した上で「日本のキャンプで勉強して、球団としてはできれば早い時期に支配下選手になってくれることが一番ありがたい」と期待を寄せている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社