眞子さん渡米前日に秋篠宮邸「滞在6時間」の意味 金銭トラブル解決で親子〝雪解け〟か

先月26日の〝出立〟の様子(代表撮影)

親子の〝雪解け〟はあったか――。14日に日本を出国する小室眞子さん(30)が前日13日、東京・元赤坂の赤坂御用地を訪れた。秋篠宮邸で一家にお別れの挨拶をしたとみられる。

滞在時間はなんと6時間以上。一般家庭ならばごく自然な光景だが、皇籍離脱した上、小室圭さん(30)との結婚をめぐり両親と確執が伝えられていただけに、一部では驚きの声も上がっている。

先月26日に夫の圭さんと結婚した際、秋篠宮さまはコメントを発表。「最初に結婚をすることについて公表して以降、私たちにとって予期していなかった出来事が起こりました。このことについて、私たちの周りからも種々の示唆をいただくとともに、心配する声や反対する声が寄せられました」と率直に述べた上で「皇室への影響も少なからずありました。ご迷惑をおかけした方々に誠に申し訳ない気持ちでおります」と、眞子さんに代わって謝罪する異例の体裁だった。

当時は圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルが解決していない時期。文面から察するに「国民に申し訳ない」という思いがにじみ出ている。

「眞子さんと秋篠宮さまの〝関係〟は最悪と言っていいものでした。秋篠宮さまの求める『国民の理解』を得ぬまま結婚を強行したことで、一部マスコミからは『勘当』というワードも飛び出しました」とは皇室ライター。

それだけに渡米前日に一家の元を、それも長時間訪れたことは、親子関係の〝雪解け〟を予感させる。

大きいのは小室家の金銭問題が12日に電撃解決したことだ。都内で佳代さんの元婚約者A氏と面会した圭さんは、解決金を支払うことでトラブル解決とみなすことを確認。関係者よると金額はAさんが工面した約400万円で、圭さんが口座に振り込むという。

「最大の懸念材料がクリアになったことで、親子関係も互いに歩み寄りがあったのかもしれません」(同)

今月30日には秋篠宮さまが56回目の誕生日を迎えられ、それに伴う会見が開かれる。結婚時に出したコメントがあの手厳しさだったことから、皇室担当記者の間では娘を突き放す言葉が出ないか危惧されていた。

元宮内庁担当記者は「当然、会見では結婚に加え、金銭トラブルについても触れられるでしょう。会見までに解決している、していないでは大きな違い。秋篠宮さまもホッとした部分が大きいのではないでしょうか」と推察する。

眞子さんは思い残すことなく、米国で新生活を迎えることができそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社