サッカー、ウェア、ホテルで連携 休養テーマに神奈川・厚木の3者

連携した3者のロゴを示す(左から)宇野陽SCD代表、星繁信ベネクス副社長、早嵜慶一郎レンブラントホテル厚木総支配人とはやぶさイレブンの選手

 厚木市を拠点に活動する県2部リーグのサッカーチーム「はやぶさイレブン」(同市長沼)と、休養時に着る「リカバリーウエア」を手掛けるベネクス(同市中町)、レンブラントホテル厚木(同)の3者は同ホテルで会見を開き、「休養」をテーマに連携し、リカバリーウエアを活用した取り組みを進めると発表した。

 ベネクスによると、同社のリカバリーウエアは、白金を微細化したナノプラチナを繊維に練り込み、締め付けのないゆったりとした着心地で、睡眠や回復をサポートするという。未病改善で県が進める「ME-BYO」ブランドに認定されており、スポーツ選手が利用するほか、大手百貨店で販売されている。

 同社は10月、はやぶさイレブンの選手にリカバリーウエアを提供するサプライヤー契約を締結。会見で星繁信副社長が、はやぶさイレブンの永里源気キャプテンにウエアを手渡した。

 レンブラントホテル厚木は同日から、このリカバリーウエアを部屋着として着て、ホテル内の整骨院やリカバリーサロンでのもみほぐし、健康に配慮した食事などをセットにした宿泊プラン「疲れた身体にリラクゼーションプレミアムプラン」の提供を開始した。

 ベネクスの星副社長は「休養をベースに選手を全力でサポートし、一緒に地元を盛り上げたい」と話し、同チームの母体スポーツ・カルチャー・デベロップメント(SCD)の宇野陽代表は「トレーニング後の良い休養と睡眠、食事が重要」とリカバリーウエアへの期待を口にしていた。

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