【フィギュア】ダイエットの理由はまさかの…? 宇野昌磨復活の要因はメリハリにあり

宇野昌磨(東スポWeb)

2018年平昌五輪フィギュアスケート男子銀メダルの宇野昌磨(23=トヨタ自動車)が復活した要因は〝メリハリ〟にありそうだ。

グランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯2日目(13日、東京・代々木第1体育館)の男子フリーでは、187・57点をマークし、合計点290・15点の自己ベストで3年ぶり2度目の優勝。GPファイナル進出を決め「自分の精神状態がトップを目指しているところに存在できているなっていうのが周りの雰囲気から実感している」と声を弾ませた。

平昌五輪で銀メダルに輝いたものの、2019年にはGPファイナルへの出場を逃すなど、苦しい時期を過ごした。どん底を味わったからこそ「スケートを楽しむ」ことをモットーに再始動。「スケートは氷上で全部完結している。陸にまで持っていくとちょっと考えすぎかなと」。意識的に気持ちを切り替えるようになった。

その中の1つがダイエットだ。スケートとリンクしているように見えるが「スケートにつながるわけけど、見た目的にいいかな」と1日2~3本飲んでいたジュースやミルクティーを控えた。「砂糖を抜いてから練習がだるくなったのが何日かあった」と苦笑いを浮かべながらも、結果的に3キロほど痩せたという。

戻ってきた宇野昌磨らしさ。今後の試合が楽しみだ。

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