【スピードスケート】「北京五輪で最大に」今季海外初戦 高木美帆が1000mで2位

高木美帆

上々のスタートだ。スピードスケートのW杯第1戦2日目(13日、ポーランド・トマショフマゾウィエツキ)、女子1000メートルが行われ、高木美帆(27=日体大職)が1分15秒38で2位に入った。

新型コロナウイルス禍の影響で2季ぶりの国際大会。「久しぶりに海外勢の選手と滑ることができるので、楽しみでもあり、1年のブランクっていうところでの不安もある」と話していた高木美は、10組中9組目に登場。ラスト1周でスパートをかけ、きっちり上位に食い込んだ。

高木美にとって、1000メートルは本命種目の1つだが「平昌五輪のシーズンは、ずっと気持ちがマックスだった。今シーズンは気持ちや体、全部を含めて北京五輪で最大になればいいと思っている。レースの反省はあると思うが、これからどんどん上がっていくものだと思う」とあくまで目標は約3か月後の大舞台。悲願の個人種目金メダルへ、着実に歩みを進めているようだ。

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