原田曜平氏 Z世代の価値観指摘「韓国の方が進んだ国だと心の底から思ってる」

原田曜平氏(東スポWeb)

マイルドヤンキーの定義で知られる〝若者研究〟の第一人者でマーケティングアナリストの原田曜平信州大特任教授が14日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。Z世代の価値観について語った。

番組では日本人の所得がなかなか上がらない中、「豊かさと所得は比例するか?」について議論。コメントを求められた原田氏は「今の議論を今の若い人たちが聞いたら、やっぱり言葉悪いかもしれないですけど、〝おじさんたちのたわ言〟だなと思うんじゃないかと」と切り捨て、「多分今のZ世代と言われてる、25~26歳以下の特に女性の子たちって、韓国の方が進んだ国だって心の底から思ってると思うんですよ」と分析した。

その上で「われわれはこれを無視しちゃいけなくて、そりゃ韓国より勝ってるところいっぱいあると思いますよ。思うけど、彼らの目線にはそう映ってる事実がすごく重要」と指摘。続けて「未来のこと考えたらやっぱりとても今を肯定する…」と話したところで、パネラーの作家・門田隆将氏が「しかし、韓国の若者は日本が大好きなわけだからね。日本に憧れてる」と割って入り、原田氏のコメントを遮った。

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