全国「日帰り温泉」おすすめ35選!酸ヶ湯温泉&霧島ホテル&指宿温泉も

全国に素敵な「温泉」が多く温泉旅行が楽しめるのも日本のいいところ。とはいえ、「たくさんありすぎてどこに行けばいいかわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、人気の「日帰り温泉」を厳選して35カ所紹介します。なかには、知る人ぞ知る「秘湯も」!人気の酸ヶ湯温泉や霧島ホテル、指宿温泉、河口湖温泉などもじっくり解説します。

<北海道尾岱沼>53℃の源泉で芯まで温まる「尾岱沼温泉 野付湯元うたせ屋」

©︎Masato Abe

尾岱沼(おだいとう)とは、アイヌの言葉「オタエト」に漢字をあてたもので、「砂の岬」を意味しているそうです。そしてこの地に1954年(昭和29年)に開業されたのが「野付湯元うたせ屋」。泉質は塩化物泉で、源泉が53℃と高いため加水されていますが、源泉かけ流しとされています。神経痛や筋肉痛、関節痛に効果が期待できるそうですよ。浴場は男女別とされています。

●泉質:塩化物泉

●日帰り入浴料金:1,800円(食事付)

●宿泊料金:10,500円~(1泊2食付)

©︎Masato Abe

宿の館内はこじんまりした和風テイストで、どこか懐かしさを覚える空間。シャンプー、リンス、バスタオル、ドライヤーが用意されているのもうれしいところですね。

新鮮な地場産魚介類を満喫

「ホタテ」や「北海シマエビ」など、尾岱沼ならではの海の味覚が楽しめます。

■野付湯元うたせ屋

住所:北海道野付郡別海町尾岱沼港町132

電話:0153-86-2221

公式サイト:http://utaseya.jp/

ジャンボホタテやキングサーモンステーキも!「野付湯元うたせ屋」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<北海道勇駒別>5カ所の源泉からなる17の湯船「旭岳温泉 湯元 湧駒荘」

©︎湯元 湧駒荘

1914年(大正3年)に発見されたといわれる「湧駒荘」の温泉は、北海道でも珍しい100年以上の歴史がある古湯。かつては勇駒別(ユコマンベツ)温泉と呼ばれていたそうです。「勇駒別」とはアイヌの言葉で「湯に向かってゆく沢」という意味で、古くから温泉が湧いていたのだとか。

日本秘湯を守る会・会員の名湯でもある「湧駒荘」の魅力は、5カ所もの源泉を持ち、すべてかけ流しであること。泉質は硫酸塩泉・正苦味泉、石膏泉、炭酸水素塩泉、緑ばん泉からなり、特にホウ酸塩素を有する「硫酸塩泉」は全国的にも珍しい泉質とされています。岩の隙間から湧き出すそれぞれ泉質の異なるお湯を、そのまま浴室に組み入れているそうです。

●泉質:硫酸塩泉・正苦味泉、石膏泉、炭酸水素塩泉、緑ばん泉(源泉かけ流し)

●日帰り入浴料金:1,000円

●宿泊料金:7,500円~(1泊2食付)

©︎湯元 湧駒荘

浴槽は17カ所に設置され、「屋根なし露天風呂」や「炭酸水素塩泉」など、さまざまな温泉が楽しめますよ。アメニティはハンドタオルやバスタオル、ドライヤー、浴衣などがそろえられています。

ラウンジには石造りの暖炉

日常生活ではなかなか味わうことができない、暖炉を囲んで過ごす時間。パチパチと音を立てる暖炉に耳を傾けてみて。

■湯元 湧駒荘(ゆこまんそう)

住所:北海道上川郡東川町勇駒別旭岳温泉

電話:0166-97-2101

公式サイト:http://www.yukoman.jp/

味と見た目にこだわった特選料理を堪能!「湯元 湧駒荘」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<青森県青森市>300年続く青森の名湯「酸ヶ湯温泉」

©︎酸ヶ湯温泉

酸ヶ湯が発見されたのは、今から約300年も前だそう。鹿が湯に浸かり傷を癒やしていたため「鹿湯」と呼ばれたのがそもそもの由来ですが、その後、強い酸性のお湯であることから、名前が「酢ヶ湯」そして「酸ヶ湯」と変わったといわれています。

5カ所の源泉からなる酸ヶ湯温泉の泉質は酸性硫黄泉(含石膏、酸性硫化水素泉)(緊張低張性温泉)。「療養に適した温泉」(療養泉)として効能が認められているのです。

●泉質:酸性硫黄泉(含石膏、酸性硫化水素泉)(緊張低張性温泉)

●日帰り入浴料金:1,000円

●宿泊料金:8,510円〜(1泊2食付)

©︎酸ヶ湯温泉

青森のヒバの木が使われている大浴場は「ヒバ千人風呂」と呼ばれ、混浴となっています。2カ所に設けられた大きな湯船は、向かって左側が男性、右側が女性の入浴スペース。男性が立ち入っていけないスペースには衝立がされているので、ご注意を。

また、男女別の内風呂「玉の湯」もあります。シャワーや洗い場、シャンプーリンスなどもあり、上がり湯として使う人も多いそうですよ。

食事は名物「酸ヶ湯そば」を

「酸ヶ湯そば」は昔から周辺の雲谷地区に伝わる独特な製法を受け継いだ、そば粉だけで作られる純粋な日本そばのこと。どこか懐かしさを感じる味わいをぜひ。

■酸ヶ湯温泉旅館

住所:青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50

電話:017-738-6400

公式サイト:https://www.sukayu.jp/

「酸ヶ湯そば」はそば処「鬼面庵」で!「酸ヶ湯温泉」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<青森県弘前市>300年前に杣夫が発見した「嶽温泉」

©︎Masato Abe

今から300年以上前の延宝2年(1674年)、百沢村に住む1人の杣夫(ソマフ※)によって発見されたのが始まりとされる「嶽温泉」。温泉街の中心地にある「田澤旅館」には、男性用と混浴用の2カ所に浴場が設けられています。泉質は硫化水素性・含ミョウバン・緑バン・酸性塩化土類泉。水虫、湿疹などの皮膚病にも効能があるそうです。

※伐材・造材に従事する林業労働者の旧称

手前は男性用の浴槽。硫化水素の匂いが強烈で、金属はすぐに腐食してしまうのだとか。

●泉質:硫化水素性・含ミョウバン・緑バン・酸性塩化土類泉

●日帰り入浴料金:400円

●宿泊料金:7,500円~(1泊2食付)

©︎Masato Abe

奥の混浴用浴槽は、男性用よりも一回り大きいサイズ。打たせ湯風に上からドボドボとお湯が落ちてくるので、肩に当ててマッサージ感覚で浸かることも可能ですよ。

1泊2食7,500円とリーズナブル!

「田澤旅館」では、1泊2食付きで7,500円から宿泊できます。夕食はチキンカツや刺身、野菜など、親しみのある家庭料理がずらり。

■嶽温泉 田澤旅館

住所:青森県弘前市大字常盤野字湯の沢10

電話:0172-83-2752

公式サイト:http://www.dake-onsen.com/tazawa/tazawa.html

お袋の味を温泉とともに「嶽温泉 田澤旅館」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<青森県深浦町>日本海の絶景を独り占め「不老ふ死温泉」

©不老ふ死温泉

1993年12月に日本で初めてのユネスコ世界遺産に登録された「白神山地」。その麓・青森県深浦町にあるのが、海辺に面したひょうたん型の露天風呂「不老ふ死温泉」です。この地は夕暮れ時になるとあたり一面が黄金色に染まることから、「黄金崎」と名付けられました。

泉質は鉄分を含んだ茶色のナトリウムマグネシウム塩化物強塩泉。保温効果が高く、身体の芯まで温めてくれるので、湯冷めしにくいともいわれています。夜間照明がないため、入浴が可能な時間は日の出から日没までとされていますよ。

●泉質:含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉(源泉かけ流し)

●日帰り入浴料金:600円

●宿泊料金:4,350円~(1泊2食付)

©︎Masato Abe

海辺の露天風呂には、混浴と女性専用の2カ所が用意されており、女性は湯あみ着を着用したまま入浴が可能です。日本海の眺めを独り占めしちゃいましょう。

星空デッキで満天の夜空を

深浦町は2000年に環境省主催で行われた全国星空継続観察で「日本一星がきれいな町」に選定されました。そんな地にある同館には、寝転んで星空を眺められる星空デッキが用意されています。

■不老ふ死温泉

住所:青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15

電話:0173-74-3500(代)

公式サイト:http://www.furofushi.com/

お風呂上がりはラウンジで一杯!「不老ふ死温泉」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<岩手県八幡平市>東北最高地標高1,400mの天然温泉「藤七温泉」

©︎Masato Abe

八幡平の山頂付近、標高約1,400mに位置する温泉宿「藤七温泉 彩雲荘」。天然温泉がある場所としては東北最強級の高さとなるこの地では、美しいご来光や雲海も魅力のひとつです。泉質は単純硫黄泉とされ、しっかりと感じる硫黄の香りが特徴。源泉かけ流しの天然温泉は、神経痛や筋肉痛、冷え性などにも効果が期待できますよ。

●泉質:単純硫黄泉(源泉かけ流し)

●日帰り入浴料金:650円

●宿泊料金:13,350円~(1泊2食付)

©藤七温泉彩雲荘

混浴露天風呂は全5カ所。湯床には温泉成分が溶け出した泥が堆積しており、それらを肌に塗って泥パックも楽しめますよ。手足や顔にすりこんでよく洗えば、お肌もすべすべ〜。

混浴露天風呂とは別に、男女別の露天風呂と内風呂も用意されています。露天風呂でも身体に巻いたまま入浴可能な女性用大型バスタオルも1,000円(税別)で販売されているので、活用してみてくださいね。

毎日1組限定の和モダンルームも

26室の和室のうち、1室のみにベッドが置かれた和モダンルームも用意されています。1名での宿泊者限定なので、ひとり旅の際には体験してみてもいいかも。

■藤七温泉彩雲荘

住所:岩手県八幡平市松尾寄木北の又

電話: 090-1495-0950(衛星電話)

公式サイト:http://www.toshichi.com/

山の幸バイキングも有名!「藤七温泉 彩雲荘」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<山形県鶴岡市>1300年の歴史を誇る「湯田川温泉」

©︎Masato Abe

「鶴岡の奥座敷」といわれる湯田川温泉は、1300年ほど前の和銅5年、傷を負った1羽の白鷺が葦原に舞い降り、湧いていたお湯で傷を癒やしたことから、かつては「白鷺の湯」と呼ばれていたそう。

温泉街の中央に位置する「珠玉や(たまや)」では、大きな3つの無料貸切風呂を楽しむことができます。貸切風呂は事前予約する必要はなく、空いていればカギをかけて何度でも入浴OK。湯田川温泉は毎分約1,000リットルと豊富な湧出量を誇るナトリウム・カルシウム硫酸塩温泉で、源泉かけ流し。トロトロした柔らかさが特徴ですよ。

●泉質:ナトリウム・カルシウム硫酸塩温泉(旧泉質名含石膏芒硝泉)

●宿泊料金:大人22,000円(1泊2食付)※日帰り入浴不可

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また姉妹館の「九兵衛旅館」にある2つの大浴場や、湯田川温泉共同浴場も無料で入ることが可能。どちらも歩いて2分ほどの場所にあります。

布団ベッドで快眠体験

550円(税込)で、総桐造りベッド・日本製「桐らくね」を布団にセットしてくれるサービスも。18時までにフロントに申し込んでみて。

■湯田川温泉 珠玉や

住所:山形県鶴岡市湯田川乙39

電話:0235-35-3535

公式サイト:http://www.kuheryokan.com/tamaya/

事前予約なしで入れる!「湯田川温泉 珠玉や」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<山形県米沢市>5カ所の絶景風呂「新高湯温泉 吾妻屋旅館」

©︎Masato Abe

標高1,126mの地に佇む一軒宿「新高湯温泉 吾妻屋旅館」。日本秘湯を守る会・会員の宿とされ、5つの絶景が楽しめる風呂が魅力です。露天風呂は4つあり、そのうちのひとつは先着順の貸切り風呂。さらに景色が望める内湯が男女各1カ所ずつと、足湯が1カ所用意されています。もちろんすべて源泉かけ流し!

●泉質:含硫黄・カルシウム・硫黄塩温泉(石膏硫化水素泉)

●宿泊料金:13,200円〜(1泊2食付)※日帰り利用は当分の間不可

眺望露天風呂は24時間入浴可能。玄関前にあるので、歩いていると入浴者が少しだけ見えますが、18時30分から20時の間は女性専用、しかも、その間男性は外出禁止なので、ご安心を。女性が昼間に入浴したい場合は、1,500円で湯あみ着を購入すればOKです。

©︎Masato Abe

総ヒノキ造りの内湯。窓の向こうには青々と生茂った樹木が広がり、開放感たっぷり。シャンプー・リンスなどはこの内湯にのみ用意されています。

極上のA4米沢牛ステーキプラン

宿泊プランのなかには、「米沢牛サーロインステーキプラン」や「米沢牛ももステーキプラン」といった、贅沢な食事付きプランがあります。

■新高湯温泉 吾妻屋旅館

住所:山形県米沢市大字関湯の入沢3934

電話:0238-55-2031

公式サイト:http://www.on1000.jp/index.html

山形名物・芋煮も外せない!「新高湯温泉 吾妻屋旅館」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<山形県遊佐町>日本海岸にポツンと佇む昭和レトロな宿「湯ノ田温泉 酒田屋旅館」

©︎Masato Abe

JR羽越本線・吹浦駅から徒歩約25分、日本海を望む海岸にポツンと佇むのは、「湯ノ田温泉 酒田屋旅館」です。この地は江戸時代からの温泉地として親しまれ、大正時代には「風景佳絶なるを以て遠近来浴するもの頗る多く県内著名の浴場たり」と謳われるほど栄えていたそうですが、今ではここ1軒しか営業していません。

同館には大浴場が1カ所のみ。大きな窓からは日本海が見渡せますよ。泉質はナトリウム塩化物炭酸水素泉です。

●泉質:ナトリウム塩化物炭酸水素泉

●日帰り入浴料金:400円

●宿泊料金:13,200円〜(1泊2食付)

©︎Masato Abe

昭和レトロを感じさせる古い木造の建物ですが、館内はきれいに掃除されています。夕方には日本海に沈む美しい夕日が望めそうですよね。

ゆったりできてコスパも良し

「湯ノ田温泉 酒田屋旅館」は1泊2食付きで8,658円(税込)。夕食には煮魚や焼き魚、刺身、揚げ物に酢の物などの海の幸がずらりと並びます。

■湯ノ田温泉 酒田屋旅館

住所:山形県飽海郡遊佐町吹浦字湯ノ田9-4

電話:0234-77-2007

公式サイト:https://www.yuzachokai.jp/stay/yado

400円でオーシャンビュー!「湯ノ田温泉 酒田屋旅館」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<福島県北塩原村>メタケイ酸200mgの超美肌湯「裏磐梯レイクリゾート五色の森」

©︎裏磐梯レイクリゾート

桧原湖のほとりに位置する「裏磐梯レイクリゾート」。磐梯山を臨む絶好のロケーションには、古くから「黄金の湯」として愛されている名湯があります。泉質は、保温効果が高く湯冷めしにくい塩化物泉と硫酸塩泉。

鉄分豊富なこの湯は、湧き出る時は無色透明ですが、空気に触れると酸化して珍しい赤褐色のにごり湯に。その色が積み重なって、黄金色に見えるというわけですね。

●泉質:塩化物泉と硫酸塩泉

●日帰り入浴料金:1,200円

●宿泊料金:9,980円〜(1泊2食付)

©︎裏磐梯レイクリゾート

美肌効果が期待できる100mgを大きく上回る200mg以上の天然の保湿成分メタケイ酸が含有されているのも特徴です。さらに、身体にやさしく疲れにくいpH6.8の中性温泉も用意されていますよ。肌のpH値に近いため、敏感肌の人でもゆっくり浸かることができます。

シャンプー・リンス、ボディソープに加え、女性の大浴場にはクレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、ボディローションも用意されていますよ。

大人のプレイスポットにも注目

ダーツ、ビリヤード、卓球、シミュレーションゴルフ2室など、リゾートの夜を満喫できるアミューズメントがずらり。

■裏磐梯レイクリゾート五色の森

住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字湯平山1171-1

電話:0241-37-1111

公式サイト:https://www.lakeresort.jp/

非日常が叶う極上のリゾート体験!「裏磐梯レイクリゾート五色」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<福島県桧枝岐村>人口500人の豪雪地に佇む「桧枝岐温泉 せせらぎの宿 尾瀬野」

©︎Masato Abe

日本有数の豪雪地帯で、人口約500人の小さな村・桧枝岐村。非常にのどかな村ですが面積はとても大きく、会津駒ケ岳や尾瀬、燧ケ岳など、豊かな大自然が広がっています。

この地にひっそりと佇む「桧枝岐温泉 せせらぎの宿 尾瀬野」は、こぢんまりとしていながらもリピーターが多い人気宿。1972年(昭和47年)に「えちごや」という屋号で開業された後、2001年に桧枝岐川沿いに新築リニューアル。そのタイミングで「尾瀬野」という屋号に変わり、新たなスタートを切ったのです。

男女別の大浴場が1カ所ずつ用意され、泉質は美肌効果が期待できるメタケイ酸を70mgほど含んだアルカリ性単純温泉。サラッと軽いので、心地良く浸かれますよ。

●泉質:アルカリ性単純温泉

●日帰り入浴料金:600円

●宿泊料金:大人8,850円~(2名利用時:1泊2食付き)

©︎Masato Abe

客室は8〜10畳ほどの和室で、テレビとコンセントがあるだけ。料金は1泊2食付きで1万円以下におさえられるので、とてもリーズナブルですよね。シャンプー・リンス、ボディソープ、ドライヤーのほか、希望者にはバスタオルも貸し出しされています。

食事は30畳の大広間で

夕食は、かつての屋号から名付けられた「越後」という宴会場でいただきます。桧枝岐名物の「はっとう」や山菜のかき揚げ、舞茸ご飯など、絶品料理が味わえますよ。

■桧枝岐温泉 せせらぎの宿 尾瀬野

住所:福島県南会津郡桧枝岐村下ノ原1004字

電話:0241-75-2143

公式サイト:http://www.ozeno.jp

何度も通いたくなる秘湯「桧枝岐温泉 せせらぎの宿 尾瀬野」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<群馬県片品村>詩人・江間章子の定宿「尾瀬かまた宿温泉」

©︎Masato Abe

全国に180カ所以上ある日本秘湯を守る会・会員の宿のうちの一つ「尾瀬かまた宿温泉 梅田屋旅館」は、尾瀬といえばおなじみ『夏の思い出』の作詞を担当した詩人・江間章子さんが定宿にしていたともいわれている温泉旅館です。

浴室は3カ所、露天風呂は男女それぞれ1カ所ずつ設けられており、泉質はアルカリ性単純温泉。筋肉痛や神経痛、関節の痛みなどに効能があるとされていますよ。

●泉質:アルカリ性単純温泉

●日帰り入浴料金:700円

●宿泊料金:12,250円~19,950円(1泊2食付き)

©︎Masato Abe

古民家風の造りとされ、宿内は清潔に保たれています。静かで落ち着いた雰囲気は旅の疲れをゆっくり癒してくれそうですよね。男女で浴室が分かれているので、女性の一人旅にもおすすめ。

2泊した者だけが味わえる極上の料理

同施設では、地元で獲れた旬の食材をふんだんに使った料理が楽しめ、1泊目と2泊目ではまったく異なった料理が提供されます。公式サイトには1日目の食事の写真しか掲載されていないので、気になった人はぜひ2泊して確かめてみて。

■尾瀬かまた宿温泉 梅田屋旅館

住所:群馬県利根郡片品村大字鎌田4073

電話:0278-58-2355(受付時間8~21時)

公式サイト:http://www.umedaya.net/

24時間開放の貸切風呂も!「尾瀬かまた宿温泉」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<群馬県みなかみ町>創業140年を超える有形文化財の宿「法師温泉長寿館」

©︎水上町観光協会

1875年(明治8年)に創業された「法師温泉長寿館」。かつては与謝野晶子や若山牧水、川端康成など多くの文豪が宿泊したのだとか。本館に加え、1940年築の別館、1978年築の薫山荘、1989年築の法隆殿、そして囲炉裏がある玄関と、全5区画に分けられ、うち本館と別館は「国登録有形文化財」に指定されています。

浴室は1895年に建てられた風情ある内装。泉質はナトリウム・カルシウム硫酸塩泉で、無色透明のとろとろした質感です。

●泉質:ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉

●日帰り入浴料金:1,500円

●宿泊料金:12,100~17,600円(1泊2食付き)

©︎水上町観光協会

浴槽の下には玉石が敷き詰められ、足裏に心地よい刺激を与えてくれます。こちらの「法師乃湯」は基本混浴ですが、20~22時は女性専用の時間帯。さらに「玉城乃湯」と「長寿乃湯」の2カ所の浴場もあり、それぞれ時間帯を変えて女性、男性が交互に入浴できますよ。

囲炉裏のある生活

玄関のすぐ左手にある囲炉裏。一年中薪がパチパチと燃えており、昔ながらの生活様式が体験できるのです。

■法師温泉長寿館

住所:群馬県利根郡みなかみ町永井650

電話:0278-66-0005

公式サイト:http://www.hoshi-onsen.com/

国が認めた宿で一泊!「法師温泉長寿館」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<群馬県嬬恋村>明治2年創業のこれぞ秘湯な宿「鹿沢温泉 紅葉館」

©︎Masato Abe

鹿沢温泉紅葉館は、1869年(明治2年)創業の古い温泉宿。式年遷宮の年でもある2013年には新館が増設され、本館に5室、旧館に5室の計10室が設けられています。日本秘湯を守る会の一軒宿でもありますよ。

源泉「雲井乃湯」は、加水加温もない源泉かけ流しの天然温泉。泉質はマグネシウム・ナトリウム炭酸水素泉で、源泉は47.5度とちょうどいい温かさです。深いグレーの色合いが秘湯の雰囲気を醸し出していますね。

●泉質:マグネシウム・ナトリウム炭酸水素塩泉(源泉かけ流し)

●日帰り入浴料金:500円

●宿泊料金:11,000円〜(1泊2食付き)

©︎Masato Abe

同館には男女別の内湯が1カ所ずつのみ。「お湯と浴槽には手を加えるな」という先祖の教えを守っており、今もなお木製の浴室や浴槽が使われています。そのため、シャワーは用意されていないのでご留意を。

当主による10品のコース料理

板前である5代目当主が自ら手がける料理も魅力の一つ。季節の山菜・川魚を中心に、こだわりの食材でできた約10品をコースで堪能できます。

■鹿沢温泉 紅葉館

住所:群馬県吾妻郡嬬恋村田代681

電話:0279-98-0421

公式サイト:https://kazawa.jpn.org/

木の温もりと香りに包まれて・・・「鹿沢温泉 紅葉館」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<栃木県那須塩原市>180年続く那須最古の湯「三斗小屋温泉」

©︎Masato Abe

1142年(平安末期)に発見され、江戸時代には会津に向かう人々や那須の山岳信仰の行者で賑わったといわれている、那須最古の湯。明治のはじめにはこの地に5軒の旅館があったそうですが、現在は大黒屋旅館を含む2軒の温泉旅館がひっそりと佇んでいます。

開放感のある大風呂は、湯口から離れたほうで43℃、湯口に近いほうは45~46℃ほどの熱湯。無色透明の単純温泉(低張性中性高温泉)なので、敏感肌の人でも安心して入れそうですよね。お風呂の時間割は1時間ごとに男女が入れ替わる仕組みです。

●泉質:単純温泉(低張性中性高温泉)

●宿泊料金:10,200円(1泊2食付き)※日帰り不可

©︎Masato Abe

古い旅館ですが、内装は清潔感のあるモダンな雰囲気に。インターネットはもちろん、携帯電話やメールも使用できないので、デジタルデトックスには持ってこいな場所ですよ。

窓から吹く自然の香りを満喫

部屋の窓は開け放たれており、新緑の世界が広がります。木々の香りと澄んだ空気を感じながら、大自然に身をまかせてみて。

■三斗小屋温泉 大黒屋旅館

住所:栃木県那須塩原市三斗小屋温泉

電話:090-1045-4933

公式サイト:https://www.mountaintrad.co.jp/~sandogoya/

ぬるめの岩風呂にも注目!「三斗小屋温泉」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<神奈川県山北町>武田信玄の隠し湯「中川温泉」

©中川温泉信玄館

かつて武田信玄の隠し湯だったともいわれている中川温泉の秘湯・信玄館は、「美人の湯」としても知られています。その理由は、pH10.1という高いアルカリ性のすべすべするお湯。肌触りがとても滑らかなお湯は、アトピーや皮膚病にも効能があるといわれるほか、飲泉により胃腸病にも効くともいわれています。内と外両方から美しくなるとされ、多くの人々に親しまれているのです。

「美人の湯」は6カ所の浴場から選ぶことができ、露天風呂のほか、サウナを備えた大浴場、無料貸切風呂などがありますよ。

●泉質:アルカリ性単純温泉

●日帰り入浴料金:1,000円

●宿泊料金:22,440円〜(2名利用時:1泊2食付き)

©中川温泉信玄館

建物内部はきれいに整っており、見晴らしの良い客室が用意されています。浴場は全て男女別、さらに豊富な湯量を生かした15mの温水プールもあるので、心ゆくまで満喫できそうですよね。

旅館といえば卓球!

同館では、50分500円で卓球コーナーの利用が可能です。旅館ならではの体験もぜひ。

■隠れ湯の里 中川温泉 信玄館

住所:神奈川県足柄上郡山北町中川577-6

電話:0465-78-3811

公式サイト:http://www.shingenkan.co.jp/

自然あふれる温泉情緒を堪能!「中川温泉 信玄館」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<千葉県館山市>塩見海岸に佇む4階建ての湯宿「立山温泉 海の湯宿 花しぶき」

©︎Masato Abe

JR内房線・館山駅から車で15分ほど南に下った、塩見海岸に佇む「海の湯宿 花しぶき」。4階建てのこぢんまりした宿には、都会の喧騒を忘れられる長閑な時間が流れています。

温泉は海のミネラルをたっぷりと含んだナトリウム塩化物冷鉱泉。神経痛や筋肉痛、慢性皮膚病などに効果が期待できるそうです。開放感ある露天風呂が男女別で1カ所ずつあるほか、離れには完全プライベートの貸し切り露天風呂が2種類用意されていますよ。1室3,500円(45分コース)から借りられます。

●泉質:ナトリウム塩化物冷鉱泉

●日帰り入浴料金:800円

●宿泊料金:22,000円〜(2名利用時:1泊2食付き)

©︎Masato Abe

「花しぶき」の周囲にもほかの旅館やペンションも立ち並びますが、館内は落ち着いた和モダンな佇まい。各部屋の窓からは内房の穏やかなオーシャンビューも楽しめますよ。玄関ロビーの脇にあるラウンジにはウエルカムドリンクやお茶菓子が置かれていて、のんびりとくつろぐことも。

女性限定で浴衣を選べるサービスも

女性の宿泊者には「彩り浴衣」を無料で貸し出し。好みのデザインを選んで、館内をゆったり巡れます。

■海の湯宿 花しぶき

住所:千葉県館山市塩見233-4

電話:0470-29-0236

公式サイト:http://hanashibuki.com/index.html

近場の女子ひとり旅にぴったり「海の湯宿 花しぶき」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<富山県立山町>収容人数260名を誇る山小屋「雷鳥温泉 雷鳥荘」

©︎雷鳥荘

立山高原バスターミナル終点「室堂」駅を徒歩約30分歩くと現れる、 「雷鳥温泉 雷鳥荘」。客室53室・260名収容可能と、圧倒的なキャパシティを誇ります。浴場は男女別に展望浴室と内風呂が1カ所ずつ用意されており、泉質は酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄-硫酸塩・塩化物泉。神経痛や筋肉痛、疲労回復などの効果があるそうです。

展望浴室では、天気が良ければ雄大な立山の絶景が望めますよ。備品はシャンプー、ボディーソープ、ドライヤーが用意されています。

●泉質:酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄-硫酸塩・塩化物泉

●日帰り入浴料金:700円

©︎雷鳥荘

同館には山小屋らしく談話室が設けられているほか、立派な暖炉まで。また、窓辺にはゆったりとした椅子とテーブルも置かれているので、のんびりと大自然の風景が眺められそうですよね。

季節ごとに楽しめるレジャー

「雷鳥荘」を拠点に、春や冬はスキーに雪上散策、夏と秋には登山など、四季折々のレジャーも豊富に楽しめます。

■雷鳥荘

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂11国有林

電話:076-463-1664

公式サイト:http://www.raichoso.com/

贅沢な山小屋体験!「雷鳥温泉 雷鳥荘」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<新潟県十日町市>日本三大薬湯のひとつ「松之山温泉」

©︎凌雲閣

有馬温泉・草津温泉とともに、「日本三大薬湯」と称されている「松之山温泉」。その地に1938年(昭和13年)に建てられた「松之山温泉 凌雲閣」は木造3階建ての建物で、2005年に登録有形文化財に指定されました。松之山温泉のなかで最も大きい大浴場を持っているのも人気の理由です。

松之山温泉は、近くに火山もない山間地にあるにもかかわらず、塩分濃度・泉温ともに高いのが特徴。泉質はナトリウム塩化物泉で薄緑色をしています。その理由は、推定1,200万年前の古代の海水が地殻変動によって地中へ閉じ込められ、さらに深い地中にあるマグマによって温められ、一気に噴出しているからと考えられています。このような温泉は「ジオプレッシャー型温泉」と呼ばれ、日本では非常に珍しいタイプなのです。

●泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物泉

●日帰り入浴料金:500円

●宿泊入浴料金:16,650円〜(1泊2食付き)

©︎Masato Abe

旧館とは別に、新館には洋室と和室が設けられています。旧館の部屋はトイレが共同ですが、新館の部屋はトイレ付き。サンデッキからはのどかな田園風景が見渡せますよ。

料理長はきのこ・山菜採りの名人

料理長自慢の旬の食材を使った料理も見逃せないポイント。山菜料理が好きな人はぜひ。

■松之山温泉 凌雲閣

住所:新潟県十日町市松之山天水越81

電話:025-596-2100

公式サイト:http://www.ryo-unkaku.com/

日本では珍しいジオプレッシャー型温泉!「松之山温泉 凌雲閣」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<山梨県富士河口湖町>富士山ビューの天然温泉「河口湖温泉・富士レークホテル」

©︎富士レークホテル

1932年(昭和7年)に創業された「富士レークホテル」。建物はすでに建て替えられていますが、そもそもは戦前の富豪や高貴な人々のための別荘だったそうです。

温泉は、身体を優しく温めてくれる美肌の湯、ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉。富士山の地下1,500mから湧き出るミネラルたっぷりの天然温泉が、2種類の露天風呂で楽しめます。こちらの「岩風呂」は、はるか昔、富士山から流れ出た珍しい溶岩を配してできた露天風呂。野趣あふれる開放感が魅力です。

●泉質:ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉

●日帰り入浴料金:6,450円(食事付き)

●宿泊料金:18,700円(1泊2食付き)

©︎富士レークホテル

また、富士山の展望を独り占めできる貸し切り露天風呂も。1回3,850円(50分)で予約することができますよ。乳液や化粧水など、入浴後のアメニティが豊富なのもうれしいところ。バリアフリー対応にもなっています。

専用庭園で優雅に散歩

河口湖周辺でもいち早く建てられたリゾートということから、湖畔沿いにはホテル専用の庭園が。のんびりと優雅な散歩を楽しめますよ。

■富士レークホテル

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津1

電話:0555-72-2209

公式サイト:https://www.fujilake.co.jp/

朝食のパン・ビュッフェもおすすめ!「河口湖温泉・富士レークホテル」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<長野県安曇野市>15カ所の浴場をそろえる「中房温泉」

©︎Masato Abe

「北アルプスの女王」として親しまれる燕岳を下山した先にある「中房温泉」は、804年(延暦23年)に蝦夷征伐に向かう征夷大将軍・坂上田村麻呂がこの地に立ち寄り、村人を苦しめている魏志鬼八面大王を討った後、傷ついた将兵を湯で直したとの伝説がある温泉です。

敷地内には29の源泉と15カ所浴場が。泉質はアルカリ性単純泉、単純硫黄泉ほかで、100%の源泉かけ流しの温泉が満喫できます。

●泉質:アルカリ性単純泉、単純硫黄泉ほか(源泉かけ流し)

●日帰り入浴料金:700円

●宿泊料金:10,200円(※1泊2食付)

©︎Masato Abe

「不老泉」や「岩風呂」、「月見の湯」などさまざまな浴場があるなか、極め付けはこの「蒸風呂」。中房式「温泉サウナ」とされ、温泉の水蒸気を吸うことで、身体を芯から温めてくれますよ。「中房温泉」は基本的に混浴とされていますが、女性専用の時間帯も設けられているので、チェックイン時に確認してみてくださいね。

地熱で蒸した食材をパクリ

「中房温泉」では、100度を超える焼山の地熱を利用した、色々な食材の「地熱蒸し」が楽しめます。食材はジャガイモ・たまご・おやき・手作りソーセージ等が売店で販売されていますよ。

■中房温泉

住所:長野県安曇野市穂高有明7226

電話:0263-77-1488

公式サイト:https://nakabusa.com/

歩行浴できる温水プールも!「中房温泉」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<長野県茅野市>女性専用露天風呂付き「蓼科親湯温泉」

©︎蓼科親湯温泉

1926年(大正15年)創業の「蓼科親湯温泉」。武田信玄の隠し湯でもある自家源泉の親湯温泉は単純温泉とされていますが、成分分析表を見るとナトリウムや硫酸成分、またメタケイ酸が多く、「美肌の湯」に分類されます。弱酸性のさらりとした質感が心地よく、お肌のつるつる感を楽しめますよ。

●泉質:単純温泉(ナトリウム・硫酸成分・メタケイ酸)

●宿泊料金:1,200円(日帰り※当面の間休止)

©︎蓼科親湯温泉

こちらは渓谷の四季の移ろいを眺められる、女性専用露天風呂「天与の湯」。日頃のご婦人の奮闘をねぎらうためにと、2018年4月より女性専用とされました。

ほかの3カ所の貸切露天風呂は、カップルや家族で楽しむことも可能。30分の予約制なので、フロントでチェックしてみてくださいね。館内にはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ヘアドライヤーが常備されています。

岩波文庫の回廊に思いを馳せる

岩波文庫の創業者が諏訪市出身であることから、 その功績を称えて設置。あの頃の懐かしい記憶に想いを馳せてみて。

■蓼科親湯温泉

住所:長野県茅野市北山4035

電話:0266-67-2020

公式サイト:https://www.tateshina-shinyu.com/

約3万冊の蔵書がそろう!「蓼科親湯温泉」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<長野県茅野市>テント入浴なら1000円!「赤岳鉱泉」

©︎Masato Abe

南北30km、東西15kmに渡って広がる、日本百名山の一つ「八ヶ岳」。その最高峰・赤岳への最もポピュラーなルートは、西側にある長野県茅野市の美濃戸口から登るルートですよね。その美濃戸口から徒歩3時間ほどで見えてくるのが、食事とお風呂が評判の赤岳鉱泉「行者小屋」です。

料金は1泊2食で12,000円、1泊夕食だと11,500円。テント泊も可能とされ、テント夕食は2,500円、テント入浴と日帰り利用は1,000円となっています(2021年9月時点)。

●日帰り入浴料金:1,000円

©︎Masato Abe

このお湯は山から清水を引いているそう。山小屋の名前は「鉱泉」ですが、冷たい温泉=冷鉱泉というわけではないようですね。とはいえ、汗をかいて歩いてきた後に入る山小屋のお風呂は格別! 石鹸やシャンプーなどは使えないのでご注意を。

肉厚ステーキを山小屋で

夕食は目の前に置かれた陶板を使って自分で焼くステーキ。味がじっくりしみ込んだポトフも絶品ですよ。ポトフとご飯はおかわり自由です。

■赤岳鉱泉

住所:長野県茅野市豊平

電話:090-4824-9986

公式サイト:https://userweb.alles.or.jp/akadake

朝は鮭の塩焼きに納豆ご飯!「赤岳鉱泉 行者小屋」の湯船・アクセス方法はこちら

<長野県茅野市>幅12mの展望露天風呂が魅力「テラス蓼科リゾート&スパ」

©︎Masato Abe

標高2,531mを誇る日本百名山のひとつ「蓼科山」。その麓にどっしりと構えるのは、かつてトヨタの保養施設としても使われた「テラス蓼科リゾート&スパ」です。100%源泉かけ流しの温泉とされ、泉質はナトリウム塩化物硫酸塩泉。メタケイ酸を83mgも含んだ、いわゆる「美肌の湯」ですね。内風呂からは木立の緑がのぞきます。

●泉質: ナトリウム塩化物硫酸塩泉

●日帰り入浴料金:1,300円

●宿泊料金:16,940円~(4名利用時・1泊2食付)

©︎Masato Abe

同館一番の魅力が幅12mにも及ぶ展望露天風呂。目の前には八ヶ岳の峰々が広がり、上質なお湯に浸かりながら一望する風景はまさに圧巻です。バスタオルやシャンプーなどアメニティも豊富にそろえられているので、手ぶらでもOK。

フィンランド式サウナも

室温が96度に設定されたフィンランド式サウナも用意されています。また、女性用スパには専用のパウダールームもありますよ。

■テラス蓼科リゾート&スパ

住所:長野県茅野市北山4035-949

電話:0266-67-0100

公式サイト:https://www.terrace-tateshina.com

周囲の森にはシカの家族も!?「テラス蓼科リゾート&スパ」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<長野県松本市>日本アルプスの圧倒的景観「中の湯温泉旅館」

©中の湯温泉旅館

1915年(大正4年)に創業された、山あいに佇む一軒宿。日本秘湯を守る会・会員の宿のうちの一つとしても知られています。安房トンネル工事による水蒸気爆発により、1998年に現在地へ移転。ロビーの大きな窓からは、美しい穂高連峰の景観が望めます。

泉質は単純硫黄温泉の源泉かけ流し。秘湯を守る会・会員の宿ならではの上質なお湯とされています。大浴場と露天風呂が用意され、どちらからでもかすみ岳の景色を楽しめますよ。

●泉質:単純硫黄温泉(源泉かけ流し)

●日帰り入浴料金:800円

●宿泊料金:11,900円~(1泊2食付き)

©中の湯温泉旅館

ブナの原生林に囲まれた露天風呂。屋根がないため、雨天や積雪時は備え付けの笠を利用して入浴しましょう。環境面に配慮し、石鹸とドライヤーのみの用意とされています。

中の湯名物「鴨なべ」をつつく

臭みがなく親しみやすい味わいの「鴨なべ」は、ぜひとも食べておきたいところ。具材たっぷりでボリューミーに仕上げられています。

■中の湯温泉旅館

住所:長野県松本市安曇4467

電話:0263-95-2407

公式サイト:http://www.nakanoyu-onsen.jp/

旅館の周りは自然の宝庫!「中の湯温泉旅館」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<長野県駒ヶ根市>伝説の山犬から名付けられた「早太郎温泉」

©︎山野草の宿 二人静

標高2,956mを誇る木曽駒ヶ岳。その麓に湧きのが、伝説の霊犬・早太郎にちなんで命名された「早太郎温泉」です。その地で山野草を宿名としたのが、「山野草の宿 二人静」。

泉質はアルカリ性単純温泉とされ、無色透明のしっとりと滑らかな肌心地が特徴。神経痛や関節痛、慢性消化器病などに効能があるほか、美肌効果も期待されるため、別名「美人の湯」とも呼ばれています。

●泉質:アルカリ性単純温泉

●宿泊料金:17,000円~(2名利用時:1泊2食付き)

©︎山野草の宿 二人静

浴場は、160種ほどの山野草が自生する庭園露天風呂と大浴場の2カ所。アジサイやギボウシ、ヤマユリなどの花々をゆったりと愛でながら入浴できますよ。季節によって変わる草花の表情にも注目。

極上の特別室も用意

和室と洋室に加え、山々の絶景やヒノキ風呂が楽しめる「純和風特別室」。窓から広がる景色は、まるで風景画のような美しさをもたらします。

■山野草の宿 二人静

住所:長野県駒ヶ根市赤穂4-161

電話:0265-81-8181

公式サイト:https://futarishizuka.com/

朝食は和洋食そろったビュッフェスタイル!「山野草の宿 二人静」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<滋賀県長浜市>浅井長政も湯治に通った「須賀谷温泉」

©︎須賀谷温泉

戦国武将・浅井長政の居城「小谷城」があった小谷山。その麓に佇むのが、かつての武将たちが傷を癒しに訪れたとされる「須賀谷温泉」です。かけ流しの温泉は含鉄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉を楽しむことができます。とろとろしているように見えますがサラッとして軽やかなお湯で、神経痛や筋肉痛、肩こり、冷え性などに効果があるそう。

●泉質:含鉄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉

●日帰り入浴料金:1,000円

●宿泊料金:19,800円~(1泊2食付き)

©︎須賀谷温泉

露天風呂は男女別に1カ所ずつ用意され、それぞれ「長政の湯」「お市の湯」と名付けられています。泉質は内風呂とは異なり、無色透明のアルカリ性単純温泉。敏感肌の人でも安心ですね。

客室にはお肌にいい美泡風呂も

半露天風呂が付いた客室も魅力の一つ。温泉のお湯ではありませんが、伊吹山の薬草のお湯でできた「美泡風呂」とされています。

■須賀谷温泉

住所:滋賀県長浜市須賀谷町36

電話:.0749-74-2235

公式サイト:https://www.sugatani.co.jp/

戦国時代に思いを馳せる「須賀谷温泉」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<京都府京都市>嵐山で叶える5種類の湯屋巡り「嵐山温泉 花伝抄」

©︎ Masato Abe

阪急「嵐山」駅から徒歩約1分の好立地にある「嵐山温泉 花伝抄」には、大浴場と5種類の貸し切り風呂、そして男女別の内風呂が1カ所ずつ用意されています。泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)となっており、敏感肌の人でも安心して浸かれそうですよね。

●泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)

●日帰り入浴料金:3,300円(3時間利用)

●宿泊料金:14,000円~(1泊2食付き)

©︎ Masato Abe

併設されている5種類の貸し切り風呂には、それぞれユニークな特徴が。レンガ造りのモダンな雰囲気が漂うこちらの「茜の湯」はラジウム温泉になっており、新陳代謝の促進に効果が期待できます。そのほか、「竹庭の湯」、「絹の湯」などもありますよ。

貸切風呂は24時間オープンされており、空いていれば自由に入ることができるシステムです。

渡月橋散策もおすすめ

温泉でホッとした後は、歩いて5〜6分のところにある渡月橋へ散策するのもおすすめ。美しく夕日が照らす川べりで、都会では味わえない心地よさを感じてみて。

■嵐山温泉 花伝抄

住所:京都府京都市西京区嵐山西一川町5-4

電話:075-863-0489

公式サイト:https://www.hotespa.net/resort/hotellist/kadensho/

嵐山に泊まるならここ「嵐山温泉 家伝抄」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<愛媛県西条市>斉明天皇も満喫した「湯之谷温泉」

©︎ 湯之谷温泉

飛鳥時代(西暦600年代半ば)に第35代「斉明天皇」が入浴したという伝えが残っている古湯です。石鎚神社本社や四国八十八箇所霊場の第64番札所「前神寺」の近くなので、お遍路巡りの疲れを癒すのにもぴったり。

敷地内で湧出する18℃の冷鉱泉を、薪を使って沸かしているそう。もちろん源泉かけ流しで、ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。優しく柔らかく、美肌効果も期待できます。無料で楽しめる足湯が用意されているのもうれしいところですよね。

●泉質:ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(源泉かけ流し)

●日帰り入浴料金:500円

●宿泊料金:15,675円~(1泊2食付き)

©︎ 湯之谷温泉

歴史ある温泉ですが、リフォームを受けてレトロモダンな宿に生まれ変わっているのもポイントです。タオル・シャンプー・リンス・ボディーソープのセットも用意されているので、手ぶらで訪れても安心。写真のような露天風呂付の客室も4室用意されているので、女性の旅にもおすすめです。

地元食材の料理に舌鼓も

食事処「無庵」では、江戸時代の戸襖を利用したテーブルで新鮮な地元食材による料理を味わうことができます。

■湯之谷温泉

住所:愛媛県西条市洲之内甲1193

電話:0897-55-2135

公式サイト:http://yunotani.cside.com/

道後温泉よりも良質!?「湯之谷温泉」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<徳島県三好市>かずら橋に行くならテラス風露天風呂も「大歩危峡まんなか」

©︎大歩危峡まんなか

2億年の時間をかけて四国山地を横切る吉野川の激流が形作ったという、険しくも美しい渓谷「大歩危峡」。全長8kmにも及ぶ、国指定の天然記念物です。そしてその中心に建つことからその名が付いたのが、湯宿「大歩危峡まんなか」です。

温泉名は「大歩危温泉」といい、源泉は15.9度の単純硫黄冷鉱泉。大浴場は単純硫黄泉、テラス風の露天風呂は人工鉱石温泉と2種類のお湯が堪能できます。ちなみに、700円で岩盤浴を楽しむことも。

●泉質:単純硫黄泉

●日帰り入浴料金:700円

●宿泊料金:17,000円~(1泊2食付き)

©︎大歩危峡まんなか

客室は和室が基本ですが、ベッドが用意された和洋室やツインルームもあります。また、スチーム美顔器やマルチ充電器、ブルーレイプレーヤーなど、アメニティが充実しているのもポイント。

遊覧船で大歩危峡巡り

近くには川下りを楽しめる大歩危峡観光遊覧船の乗り場もあります。往復4kmの道のりを約30分かけてゆっくり進みます。長い時間をかけて生まれた自然の姿を目に焼き付けてみて。

■大歩危峡まんなか

住所:徳島県三好市山城町西宇1644-1

電話:0883-84-1216

公式サイト:https://www.mannaka.co.jp

山里ならではの料理も味わえる「大歩危峡まんなか」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<大分県九重町>登山家を癒した宿「牧の戸温泉・九重観光ホテル」

©︎九重観光ホテル

九重連山の三俣山を望む、標高1,160mに位置する「九重観光ホテル」は、創業60年あまり。もともと九重連山に登る登山者たちの宿だったそうで、「日本百名山」の著者・深田久弥氏や、マナスルの第3次登山隊長として日本人初の8,000m峰登頂を成功させ、文化功労者となった槙有恒氏の定宿だったともいわれています。槙氏は「牧の戸温泉」の名付け親でもあるそう。

敷地内より湧出する源泉かけ流しの温泉は、単純硫黄泉。硫黄臭ただよう半透明の湯には湯の華が浮くことも。神経痛や神経炎、慢性皮膚病などに効果があるとされていますよ。

●泉質:単純硫黄泉

●日帰り入浴料金:500円

●宿泊料金:13,200円~(1泊2食付き)

©︎九重観光ホテル

シャンプーやリンス・コンディショナー、ボディソープのほか、化粧水、保湿液、乳液、ドライヤーなど、アメニティが豊富なのもうれしいところ。手ぶらで温泉が楽しめそうですね。

日本一の人道橋へ

周辺には、長さ390m・高さ173m・幅1.5mを誇る日本一の人道橋「九重“夢”大吊橋」があります。

■九重観光ホテル

住所:大分県玖珠郡九重町大字田野230

電話:0973-79-2211

公式サイト:http://www.kuju-kh.com/

登山家が足繁く通った温泉「牧の戸温泉・九重観光ホテル」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<熊本県南阿蘇村>全室露天風呂付き!「白水温泉 竹の倉山荘」

©︎Masato Abe

2021年10月22日の噴火が記憶に新しい、熊本県・阿蘇山。その南側に位置する南阿蘇村にあるのが、「白水温泉 竹の倉山荘」です。男女別に大浴場、露天風呂、サウナが1カ所ずつ用意され、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。長湯に適しており、湯上がり後も爽やかさが続きますよ。また肌を滑らかにすることから「美人の湯」ともいわれています。

●泉質:単純硫黄泉

●日帰り入浴料金:500円

●宿泊料金:14,850円~(1泊2食付き)

©︎Masato Abe

大浴場と露天風呂は渡り廊下でつながっています。露天風呂からは南に広がる外輪山や田園風景が眺められるほか、寝湯でのんびり寛ぐことも。21時まで入浴できるので、夕食後も楽しめますよね。

アメニティは、シャンプー ・リンス 、ボディーシャンプー、浴衣 、フェイスタオル 、バスタオルなど充実したラインナップに。

客室には露天風呂付き

客室のベランダ横には、源泉かけ流しの露天風呂も備え付けられています。好きな時に好きなだけ満喫してくださいね。

■白水温泉 竹の倉山荘

住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字中松2065

電話:0967-67-2980

公式サイト:http://www.takenokura.co.jp/

近くには名水百選・白川水源も!「白水温泉 竹の倉山荘」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<鹿児島県霧島市>5万坪の木々に囲まれた「霧島温泉 旅行人山荘」

©︎Masato Abe

標高700mの地に建ち、周囲には5万坪にも及ぶ森林が広がる「霧島温泉 旅行人山荘」。大正6年(1917年)に創業された同館は、内容やインテリアなど、随所に西洋の雰囲気を感じます。

錦江湾とその上に浮かぶ桜島絶景を楽しめる「大隅の湯」は硫黄泉。気候によって湯ノ花の量や温度が変化し、温泉の色もそれに伴って乳白色から透明に近いものまで変化するのが特徴です。一方、大浴場は単純温泉で、飲泉も可能。胃腸に効果があるそうですよ。大浴場と露天風呂が男女各1カ所ずつ用意されています。

●泉質:単純温泉(低調性・中性・高温泉)/単純硫黄温泉(硫化水素型)

●日帰り入浴料金:550円

●宿泊料金:10,340円~(大人2名利用時・1泊2食付き)

©︎Masato Abe

また、同館には貸切りの露天風呂が4カ所、足湯が1カ所あります。貸切風呂は宿泊者が1カ所45分間入浴することが可能です。宿泊予約の際に早い者勝ちとなるので、機会があればぜひ。

森林浴で心もリフレッシュ

5万坪に広がる森は散策が可能。休息できるおしゃれなベンチも置かれています。

■霧島温泉 旅行人山荘

住所:鹿児島県霧島市牧園町高千穂3865

電話:0995-78-2831

公式サイト:https://ryokojin.com/

絶景を愛でながら長湯が叶う!「霧島温泉 旅行人山荘」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<鹿児島県霧島市>龍馬が傷を癒した「塩浸温泉 龍馬公園」

©︎Masato Abe

1866年(慶応2年)旧暦の3月、坂本龍馬・お龍夫妻が新婚旅行で訪れた際、18日間滞在した場所が「塩浸温泉」といわれています。現在は「塩浸温泉龍馬公園」として整備され、日帰り入浴施設と龍馬資料館があります。

江戸時代に発見された「塩浸温泉」の泉質は、炭酸水素塩泉。切り傷や胃腸病に効能があるといわれることから、龍馬自身も身体の傷を癒していたことでしょう。黄土色がかっていて色合いが秘湯っぽさを演出していますね。

●泉質:炭酸水素塩泉

●日帰り入浴料金:380円

©︎Masato Abe

「塩浸温泉」は山あいにありながら、鹿児島空港から車で20分程度とアクセスも良好。江戸末期〜明治のころは温泉宿も連なり、大変賑わったそうです。龍馬も入浴したといわれる露天風呂の痕跡は、今もなお川沿いに残されていますよ。歴史好きにはたまらないスポットですよね。

龍馬とお龍の縁結びの足湯

園内には、「龍馬とお龍の縁結びの足湯」もあります。51.3℃の炭酸水素塩泉とされ、足元からじっくり身体を温めてくれるでしょう。

■塩浸温泉龍馬公園

住所:鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606

電話:0995-76-0007

公式サイト:https://www.kagoshima-kankou.com/guide/50892/

龍馬を虜にした温泉を満喫!「塩浸温泉龍馬公園」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

<鹿児島県指宿市>女性に寄り添ったおもてなし「指宿温泉 指宿ロイヤルホテル」

©︎Masato Abe

1973年に創業された、海沿いの高台にどっしりと構える「指宿ロイヤルホテル」。「すべての女性に美と健康を楽しんでもらいたい」というコンセプトのもと、温泉や食事、オーシャンビューなど、さまざまなおもてなしで訪れる人を癒してくれます。

海に面した露天風呂は圧倒的開放感。日本百名山の開聞岳を望むこともできます。泉質はナトリウム塩化物泉とされ、保湿を感じるメタケイ酸(143.3mg)とカルシウムイオン(247.8mg)の含有量が全国でも上位。しっとり潤ったモチモチ肌が期待できますよ。

●泉質:ナトリウム塩化物泉(源泉かけ流し)

●宿泊入浴料金:13,750円〜(素泊まり)

©︎Masato Abe

同館の温泉は「古毛曽湯(こもそゆ)」と呼ばれ、その昔、虚無僧たちが湯治したことにちなんでいるそう。浴場は露天風呂・内風呂ともに男女別となっています。

浴場へ向かう際の荷物は、着替えとバスタオルだけ。フェイスタオルやドライヤーはもちろん、あらゆる肌質に対応してくれるDHCオリーブゴールドシリーズ(クレンジングオイル・化粧水・乳液・ヘアミルク)も用意されているので、あれこれ準備する必要もなさそうですよね。

「砂むし温泉」への無料送迎バス運行

指宿名物の「砂むし温泉」を楽しめるよう、砂むし温泉会館『砂楽』(さらく)への無料送迎バスが運行しています。

■指宿ロイヤルホテル

住所:鹿児島県指宿市十二町4232-1

電話:0993-23-2211

公式サイト:https://ibusukiroyalhotel.co.jp/

砂湯→温泉で究極の癒し体験!「指宿ロイヤルホテル」の湯船・泉質・アクセス方法はこちら

今回は、全国にあるおすすめの日帰り温泉を35施設紹介しました。人里離れた秘湯も多いので、いつもとは違う旅を楽しんでみるのもおすすめですよ!

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