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“長崎っ子”が無条件で心躍らせる「長崎くんち」。コロナ禍の中、その熱気や楽しさを全国に届けて世の中を元気づけようと、長崎市浜町の石丸文行堂が「くんち柄」の年賀状を作った。
「たぬき絵」作家の堤けんじさんが描いた龍(じゃ)踊(おどり)、鯨の潮吹き、コッコデショの三つの絵柄を一セットで販売。タヌキの愛らしい表情に加え、「長崎らしさ」も好評で、早くも年賀状の一番人気になっている。
長崎くんちの奉納踊りは新型コロナの影響で2年続けて中止となった。来年こそは大声で「もってこーい」と叫びたい。一枚一枚に社員たちの熱い思いも込められている。