14日午後9時から放送されたドラマ「日本沈没―希望のひと―」(TBS系)第5話の平均世帯視聴率が、同番組で過去最高の16・9%だったことがビデオリサーチの調べで15日に分かった。個人平均は10・2%。7日の第4話(世帯15・5%、個人9・4%)から数字を大きく伸ばした。
15分拡大して放送された5話は、ついに大地が牙をむき、関東沈没が始まったところから物語が展開。沈没危機の情報開示を巡る主人公の官僚・天海(小栗旬)らと首相官邸側の暗闘という4話までの構図が一変し、危機対応モードに突入した。
番組公式ツイッターでは21日の第6話について「次週、ついに『第二章日本沈没編』が始まります」と予告。視聴者から「主人公たちはどうやって国民を守るのでしょう」「ドキドキ、ハラハラ」といったツイートが返されている。5話での危機下の家族再会場面には「もらい泣き」「大号泣」との声も相次いだ。
「日本沈没」の平均世帯視聴率は10月10日の初回から15%以上を維持している。