CSファイナル敗退の巨人若手が休日返上で再始動 松原「休んでる場合じゃない」

休日返上で練習する若林晃弘(中央)、吉川尚輝(左)ら(東スポWeb)

CSファイナルでセ王者・ヤクルトに敗れた巨人の若手が一軍本隊よりも1日早く再始動した。

15日、ジャイアンツ球場で行われた二軍練習に、野手では松原聖弥外野手(26)、吉川尚輝内野手(26)ら、投手では戸郷翔征投手(21)、高橋優貴投手(24)ら多くの一軍若手メンバーが合流した。

アップ時は元木ヘッドコーチも練習を視察。一軍本隊はCS敗退から3日間の休養日を経て16日から再始動するが、松原は「僕なんか休んでる場合じゃないんで。全然レギュラーって感じでもないし、挑戦する気持ちでやってます」と前を向いた。

CSで松原は「1番・右翼」としてチームを引っ張った。「CSはあんまり僕自身全然うまくいかなかったですけど、来季に向けてしっかり切り替えて、今日から新たなスタートという気持ちの練習でした」と背番号31は汗をぬぐった。

今季は27試合連続安打をマークすると、チームの育成出身では初の規定打席に到達。だが1安打で終わるケースも多く、打率2割7分4厘に終わった。「(連続試合安打の)あの時も率が全然上がってなかったので。打率もそうですけど、出塁率も課題としてやっていきたいです」と松原は更なる上積みを誓った。

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