ベッカム夫人が約15年ぶりに復帰か スパイス・ガールズが2023年のワールドツアーを計画

スパイスガールズのメンバーだったヴィクトリア・ベッカム(東スポWeb)

1996年に世界的メガヒットを記録した「ワナビー」を収録したデビューアルバム「スパイス」の25周年記念盤を発売したばかりの英国のスーパーアイドルグループ・スパイス・ガールズが、サッカー元イングランド代表のスーパースター、デビッド・ベッカムの夫人であるヴィクトリア・ベッカムを復帰させてのワールド・ツアーを2023年に計画しているという。英国「ザ・サン」紙などが報じた。

同紙によれば、最近になって、メンバーのエマ・バントン、メラニー・ブラウン、ジェリ・ハリウェルの3人が、ロンドンでツアーについてのミーティングを行ったという。米国ロサンゼルス在住のメラニー・チズムはロサンゼルスからズームで参加した模様だ。

グループに近い関係者は「4人は長い間、ワールド・ツアーについて極秘に検討を続けてきた。今回は最終的な詳細を決定するためのミーティングを行った」

スパイス・ガールズは2001年に活動を休止。、07年から08年に再結成して世界ツアーを行ったが、オリジナルメンバー5人が集まったのはこれが最後となった。この時、ヴィクトリアは日本公演を希望したというが、実現には至らなかった。

19年にはヴィクトリア抜きの4人で再結成。英国とアイルランドでツアーを行っている。他のメンバーはこの後もヴィクトリアをステージに復帰させようと長年、説得を続けていたとされている。

メンバーのメラニーは「彼女をステージに復帰させたい。正直に言って実現すると思っている。どこかの時点でポッシュ・スパイス(ヴィクトリアの愛称)はステージに戻ってくると思うわ」とヴィクトリアの復帰に自信を見せている。

「ワナビー」で世界中の女子を熱狂させてから25年。23年のツアーまではまだ2年あり、説得の時間は十分にある。今やスーパースターの夫人でセレブとなったヴィクトリアの復帰が決まれば、世界中を沸かせるツアーになるのは確実。ビクトリアが希望した待望の日本公演も実現する可能性も十分だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社