三浦瑠麗氏に30万円の賠償命令 テレ朝・村上祐子元アナの元夫から提訴されていた

三浦瑠麗氏(東スポWeb)

テレビ朝日の元アナウンサーで現在は政治部記者の村上祐子氏の元夫が、国際政治学者・三浦瑠麗氏を提訴した裁判で、東京地裁は三浦氏に対し30万円の損害賠償を命じた。村上氏の元夫が報道各社に文書で発表した。

村上氏の元夫は同局の元アナウンサーで、現在は法務部所属の弁護士、西脇亨輔氏。2人は2006年に結婚し、20年に離婚が成立した。

問題の発端となったのは、19年4月の週刊ポスト。村上氏の不倫疑惑報道があった。これによりレギュラー出演していた「朝まで生テレビ!」の出演が当面見合わせとなったことに、共演者の三浦氏は「そもそも何年も別居し離婚調停後、離婚訴訟係争中の人を不倫疑惑とすることが間違い。」「週刊ポストは村上さんの相手が破綻事由でないことも、離婚訴訟中であることも知ってて敢えて隠して不貞行為のように書いたでしょ。」などと村上氏を擁護するかのツイートをした。

原告の西脇氏は、このツイートは原告のプライバシーを侵害し、名誉を毀損するものであるとして、慰謝料と謝罪広告を求めていた。東京地裁は三浦氏のツイートが夫婦のプライバシーを侵害するものとした。名誉棄損の成立は認められなかったという。

西脇氏は文書の中で「お伝えしたいこと」として「ネット上の発言にも責任が伴うことを、改めて示した判決だと受け止めています。公に発信することの重みを、三浦さんには分かってほしいと思います」とコメントした。

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