サウナをメインとした“癒し旅”のPRに力を入れる鳥取県は、大型タオルで高温の蒸気をあおぐ「熱波師」として、琴浦町で活動する五塔熱子(ごとうねつこ)さんを「とっとりサウナ最高経営アウフギーサー」に任命した。
熱したサウナストーンに水をかけて蒸発させタオルで仰ぐ“アウフグース”というドイツ発祥のサウナパフォーマンスを行う熱子さん。熱風をおくられた記者は「体験しただけなのに雨にあたったかのような汗」とアウフグースの威力を実感した。
地域おこし協力隊として神奈川県から移住した熱子さんは、全国的にも有名な熱波師「アウフギーサー」だ。「関東を中心にサウナがブームになっていて、その波を逃してはいけない使命感にかられ、鳥取を中心とした中四国地方のサウナのよさやアウフグースの魅力を伝えていきたい」とサウナへの思いを語った。
鳥取県の平井伸治知事は、熱子さんの移住を「素晴らしい良い風が来ました」と喜びの表情。「鳥取県も『とっとのう県』に変えなきゃいけない」とユーモアたっぷりにPRした。熱子さんは今後、県内のサウナをまわり見識を深めてPRに役立てたいとしている。
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