【新日本・BOSJ】伏兵DOUKI開幕2連勝 YOHを破って早くも昨年の勝ち数に並ぶ

YOH(左)との技巧派対決を制したDOUKI

新日本プロレス15日後楽園ホール大会の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦で、鈴木軍のDOUKI(29)がYOH(33)を破り、開幕2連勝を飾った。

ドラゴンスープレックス、ジャーマンで劣勢に立たされたDOUKIだったが、YOHの必殺技DIRECT DRIVE(旋回式ダブルアームDDT)は許さない。カウンターのラリアート、デイブレイク(変型DDT)を決めて反撃に転じた。

変型の牛殺しから再びDIRECT DRIVEを狙われながらも、これを回避し土遁の術(変型ゴリーボム)をさく裂させる。最後はスープレックス・デ・ラ・ルナ(変型ドラゴンスープレックス)でテクニシャン同士の公式戦を制してみせた。

初出場となった2019年大会ではわずか1勝に終わり、昨年大会も2勝7敗と結果を残せなかった。絶好発進を飾り「3度目の正直」を狙うDOUKIは次戦で(18日、長野)の相手はエル・ファンタズモと激突する。

「靴に何か入ってるって言われてるヤツだろ? どうせ何か入れてくんだろ? そんなことは百も承知だ。それよりもレフェリー、靴もそうだけどしっかり試合見ろよ。2年前、ファンタズモと戦ったとき、確かレフェリーの真ん前じゃなかったか? マスク取られて負けて。マスク取ったら反則負けだろうが、オイ」と2年前の対戦の裁定にイチャモン。

「もっとマシなレフェリーよこしてこい。マスク取ったら反則負けなんだよ。靴よりもそこをちゃんと見ろ、バカヤロー」と要求していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社