アンジュルム・笠原桃奈が卒業公演で〝最強〟の誓い「ここでもらった愛情を胸に強く生きていきます」

最強パフォーマンスで締めくくったアンジュルム・笠原桃奈(東スポWeb)

ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」(リーダー・竹内朱莉=23)が15日東京・千代田区の日本武道館で単独公演「桃源郷~笠原桃奈 卒業スペシャル~」を開催した。

同公演をもって笠原桃奈(18)がグループ&ハロプロを卒業した。笠原は2016年7月16日に加入。最近では女優業にも挑戦するなど活動の幅を広げている。

笠原のラストライブはコロナ禍で人数制限される中で大入り満員6000人の観客を集めてスタート。1曲目は「赤いイヤホン」。その後6月発売の新曲「愛されルートA or B?」などをパフォーマンスすると、MCで竹内から、今の気持ちを聞かれた笠原が「全く実感ありません。最強のアンジュルムとして最強のコンサートをお届けしたいと思います!」と返す。その後もアンジュルムらしい力強いパフォーマンスが続き、ファンも拍手でエールを送った。

「交差点」では笠原がステージの中央に位置し、メンバーがエールを送るように歌い上げる。竹内や佐々木莉佳子(20)は涙で声が出ない場面もあった。

アンコールでは笠原が黒のパンツスーツ姿。左腰から、半分にしたドレスのスカート部分を着けて〝卒業ドレス〟の雰囲気も醸し出す。アンジュルムが改名する前の「スマイレージ」時代の名曲「地球は今日も愛を育む」をソロで歌い、歌唱後はこれまでのアイドル生活を振り返る手紙を読んだ。

グループへの思いを読み上げた後は「改めましてこれまでアンジュルムの笠原桃奈に携わってくださった全ての皆さん、心からありがとうございました。私は明日からも、私らしく、変わらないものと変わりゆくものを抱えて、進んでいきます。ここでもらった愛情を胸に強く生きていきます」と誓った。

最後はライブでの定番人気曲「友よ」「大器晩成」でフィナーレ。笠原の言葉通り、アンジュルムの最強パフォーマンスで最後を締めくくった。

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