学校法人青山学院(堀田宣彌理事長)の学生支援のための基金「万代基金」に10億円を寄付した同大卒業生でパロマ会長兼社長の小林弘明さんと同陸上競技部の原晋監督の対談が15日、東京都渋谷区の青山キャンパスで行われた。
若者に向けたエールをテーマにした対談で、原監督は「青山学院に来て18年目。お前には無理だと言われたが成功した。人がやらないことをあえてするのはしんどいが、それが成功への近道」と熱く語った。
小林さんは「世の中にご迷惑をおかけしたが、多くの人に助けていただいて会社も順調になってきたお返しがしたかった。学生時代にチャンスをもらったので、母校の学生にもチャンスを持ってもらいたい」と寄付の気持ちを話した。
また来年正月の箱根駅伝に向け、原監督は「準優勝が続いているので、『準』が取れるように勝ちたい」と決意を述べた。