【新日本・BOSJ】ヒロムも拷問の館に引きずり込まれSHOに屈辱KO 理不尽な1対4の戦いで初黒星

SHO(右)の軍門に下ってしまった高橋ヒロム

新日本プロレス15日後楽園ホール大会の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦で、前年度覇者の高橋ヒロム(31)がSHO(32)に敗れ初黒星を喫した。

一進一退の攻防は突如として暗転した。凶器のレンチを持ち出したSHOに対し、ヒロムはトラースキックを決めて阻止。首折り弾からビクトリーロイヤルを発射して攻勢に出る。

だがTIME BOMBを切り抜けられると、レフェリーと衝突させられSHOの急所攻撃を食らってしまう。無法状態となったリングの上には「ハウス・オブ・トーチャー」のEVIL、高橋裕二郎、ディック東郷の3人が登場。東郷のスポイラーチョーカーに続いてEVIL(変型大外刈り)まで浴び大ダメージを負った。

ここでレフェリーがようやく復活するも、ヒロムはもはやグロッギー状態だ。何食わぬ顔をしたSHOのスネークバイト(変型三角絞め)に捕らえられると、完全に脱力していることが確認されレフェリーストップ負けとなってしまった。

拷問の館は痛めつけるだけ痛めつけて退散。ヒロムは解説席にいた鷹木信悟に抱えられて退場し、バックステージでもノーコメントで会場をあとにした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社