オリックス・山岡が手術後初めて一軍合流 日本シリーズ「チャンスあるなら投げたい」

山岡泰輔(東スポWeb)

オリックスは15日、京セラドームで日本シリーズに向けた練習を再開。この日は9月中旬に右肘のクリーニング手術を受けてリハビリを続けていた山岡泰輔投手(26)が合流した。軽めの練習を終えた山岡は「優勝してCSも勝って、ここまですごいと思って見ていた。投げるチャンスを与えてもらえるなら投げたい。痛みはもうないし、あとは実戦感覚。今できることをしっかりやる。ケガした時から日本シリーズなら間に合うかも、とみんなも言ってくれていた。そこに合わせてやってきた」と本番での復活を見据えた。

6月22日の日本ハム戦で初回に右肘に違和感を訴えて降板し、9月に手術を決断した。今季は12試合に登板して3勝4敗、防御率3・89。チームが優勝した陰で悔しい思いをしてきたが、高山投手コーチに「絶対に無理をしてほしくない。来季に合わせてくれ」と言われてリハビリに専念。「あせる自分もいたけど、あせらずやらせてくれた周りに感謝ですね。投げれるところで投げるという感じ。こだわりはない」と臨戦態勢を整える。16日は実戦形式で登板予定。日本シリーズでの秘密兵器になるか。

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