自民、公明両党がマイナンバーカード保有者に最大2万円分の「マイナポイント」を付与することで合意し、京都市でもカードの申請や問い合わせが急増している。
市マイナンバーカードセンターによると、ポイント付与に関する報道が出た5日以降、センターなどを訪れる人や問い合わせの電話が増加し、カードの申請者数も3~4倍に達しているという。
11日には、センターの開所前に30人以上が列をつくった。申請に訪れた40代男性は「報道でポイントのことを知った。コロナで収入も減っており、少しでも得になるなら」と期待感を示した。
カードの申請は区役所や支所でも受け付けているが、写真撮影と申請書の記入補助のみで、申請書は自分で投かんする必要がある。センターで申請すれば原則、カードは自宅に郵送されるという。センターは「職員の増員も検討中。不明な点があれば事前に連絡を」と呼び掛けている。