リカルド「ガスリーやフェラーリ勢と争いになったが、パワーを失いリタイアしかなかった」:マクラーレン F1第19戦決勝

 2021年F1第19戦ブラジルGPの決勝レースが行われ、マクラーレンのダニエル・リカルドは49周目にリタイアでレースを終えた。

■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=リタイア
 まあままイイ感じだったんだけどね。スタートではいくつか順位を上げた。昨日の結果を受けて、それがまず第一の目標だったんだ。スプリント予選の展開には自分でも満足できなかったから、今日はそれを上回る結果を残そうと心に決めていた。

 何度かいいバトルがあった後、まだ序盤のうちに(エステバン)オコンに見事なオーバーテイクを決められた。でも、ほぼ同じような形で抜き返すことができて、いい気分を味わったよ。

 その後は(ピエール・)ガスリーやフェラーリ勢との争いになった。彼らが2ストップであることは分かっていた。ペースは向こうの方が少し速かったものの、戦略を使って彼らを苦しめることができるかもしれないと思った。

 だけど、パワーを失ってしまい、リタイアするしかなかった。本当に残念だ。でも、昨日と比べれば、今日の方がずっと希望が持てた。この週末の明るい面を見ようと思う。来週もチャンスは来るはずだ。

2021年F1第19戦ブラジルGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)

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