廃校が和歌山の人気観光スポットに変身!アンジュルム・川村文乃「ずっと残し続けてほしい」

MBSテレビ系列「西乃風ブラン堂」で、和歌山県の観光スポットが紹介された。

『西乃風ブラン堂』は、西日本を盛り上げる、モノ、コト、グルメを紹介する地方創生バラエティ。各地が奮闘し、生み出した"街を変える新しい価値観"である「ご当地新ブランド」を紹介する。

MCを務めるのは、大阪府出身のJuice=Juiceの植村あかりさんと高知県出身で一級マグロ解体師の資格を持つアンジュルムの川村文乃さん。MBSアナウンサーの三ツ廣政輝さんとともに、番組を盛り上げる。

11月15日(月)に放送された回では、和歌山県田辺市に「観光客が集まる廃校」があるとの情報をMBS新人アナウンサーの前田春香さんが調査した。

聞き込み調査の結果、たどり着いたのは木造の校舎「秋津野ガルテン」。元々小学校だった建物ををリノベーションし、都市と農村の交流施設へ生まれ変わらせた。緑一杯の敷地内では大勢の人がくつろいでいる。

敷地内のレストランでは約30種類の郷土料理がバイキング形式で楽しめるという。全て地元の人の手作りで、前田さんは「アットホームな雰囲気が伝わってきて安心感があります」「実家に帰ったみたいです」と笑顔を見せていた。

他にも、スイーツとお菓子体験工房「バレンシア畑」や、宿泊施設、農業体験ができる畑などもある「秋津野ガルテン」。さらに、施設からは熊野古道や白浜、空港などへアクセス抜群のため、県内外から多くの人が訪れる観光施設となっている。

川村さんは「いつでも帰った時に母校の校舎があると安心感があるので、ずっと残し続けてほしい」と話していた。

さらに、敷地内には元々中学校があった場所に作られたサテライトオフィスも。こちらで働く株式会社クレアネットの森山満奈美さんは「ここはゆったりとした感じのところなので、自分のペースで落ち着いて仕事ができる」と田舎で働くメリットを明かした。

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