「コロナ禍で出会いがない」婚活始める人も 結婚支援の場にも工夫

対面での引き合わせでは男女は2メートルの間隔を空け、マスク着用でパーティション越しに会話する=11日午後、宇都宮市大通り2丁目のとちぎ結婚支援センター

 新型コロナウイルスの影響で飲み会自粛などが続き、恋愛や結婚につながる出会いの機会が減っている。コロナ禍でもサービスを継続しようと、「とちぎ結婚支援センター」は会員登録などのオンライン化を進め、自治体は感染対策に注意を払ってイベントを再開した。「結婚したいけど出会いがない」と、コロナ禍で婚活を始めた人もいる。

 人口動態統計によると、県内の婚姻件数は2018年8182件、19年8572件、20年7396件。19年は「令和婚」で増加したが減少に転じた。

© 株式会社下野新聞社