【W杯欧州予選】イタリアが痛恨ドローでプレーオフへ イングランドは10―0でW杯出場

痛恨ドローを喫したイタリア(ロイター)

カタールW杯欧州予選最終戦(15日=日本時間16日)、C組首位のイタリアはアウェーで北アイルランドに0―0で引き分けた。勝ち点で並んでいたスイスがブルガリアに4―0で勝利したため、グループ2位となり、来年3月に行われるプレーオフに回ることになった。

今夏の欧州選手権を制覇したイタリアは序盤から攻め込むも分厚い守備を崩せず、最後までゴールネットを揺らすことができなかった。痛恨のドローにロベルト・マンチーニ監督は「前半は好機もあった。私たちは再び力を取り戻さなければならない」とし「私はプレーオフに自信を持っている」と語った。

イタリアは2018年ロシアW杯に向け、プレーオフでスウェーデンに敗れて60年ぶりに予選敗退となった。再びプレーオフに回り、W杯出場をつかめるか。また、グループ首位となったスイスは5大会連続12回目の本大会切符をつかんだ。

I組で首位のイングランドは敵地でサンマリノに10―0で勝利し、7大会連続16回目の本大会出場を決めた。FWハリー・ケインが4得点をマークするなど圧勝した。ガレス・サウスゲート監督は「すべての選手、スタッフの功績があった。苦しい試合でも選手たち自身が上手く対応してくれたのは素晴らしかった」と振り返った。

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