来月三回忌も…梅宮辰夫さん〝黒塗り騒動〟いまだ解決せず 争点は広告契約の“後始末”

感極まるアンナ(東スポWeb)

いまだに解決はしていないようだ。

タレントの梅宮アンナ(49)が15日、都内で行われたレシピ本「梅宮家の秘伝レシピ」の発表会に登場。父で俳優の故梅宮辰夫さん(享年81)が巻き込まれた“顔面黒塗り騒動”について、報道陣の取材に初めて答えた。

辰夫さんは生前、美術品の鑑定買い取り会社の広告キャラクターを務めた。2019年12月に死去し、広告契約は20年いっぱいで終了。だが、その後も東京・世田谷区のビルにある、辰夫さんの顔を使った広告看板は撤去されなかった。

辰夫さんが所属した芸能事務所から指摘された同社は大慌て。看板の辰夫さんの顔をガムテープらしきもので黒塗りにしてしまった。

激怒したアンナは先月18日、自身のインスタグラムで告発。騒動になった。

あれから約1か月。騒動について聞かれたアンナは「ひどいでしょう、あれ」といまだに不満がくすぶっているような表情を見せる。現在は辰夫さんの事務所、鑑定買い取り会社の双方が協議。自身は推移を見守っているという。

ワイドショー関係者は「アンナさんのインスタの告発の文章(先月18日)と、鑑定買い取り会社が自社サイトで発表した釈明はともに削除されました。代理人弁護士を通して一旦、落ち着いて協議することになったと思われます。争点は鑑定買い取り会社の謝罪の仕方と、辰夫さんの広告契約をどうするかの再確認でしょう」と指摘する。

辰夫さんのお別れの会はコロナ禍のため開催できていない。この日、アンナは「(コロナ禍が)終わった時に少しやろうかなと思っている」と説明。来月の三回忌は家族だけで行う。並行して“顔面黒塗り騒動”が年内に決着することを願うばかりだ。

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