街頭紙芝居を披露 直江津図書館・横手副館長  昔ながらのスタイルで いつものもしもキャラバン

 上越市西本町4の海浜公園で14日まで開かれた「いつものもしもキャラバン」(良品計画、頸城自動車主催)に、直江津図書館が参加、横手正実副館長が紙芝居を披露した。昔ながらの自転車の荷台で行う街頭紙芝居に多くの人が集まった。

昔ながらの街頭紙芝居を披露した横手副館長。珍しさから、子どもから大人までが話に聞き入った

 東京・下町の紙芝居屋に指導を受け、これまでにも市内イベントで街頭紙芝居を行ってきた横手副館長。今回は地元のサトウ自転車店(同市中央1)から、昭和40年代まで使われていた荷物運搬用自転車を借用、イベントに合わせた防災や市内に伝わる伝説、子ども向けの話を披露した。

 この街頭紙芝居は、28日に上越文化会館で開かれる「小川未明フェスティバル2021秋編」でも披露するという。横手副館長は「今は幼い子どもでもタブレットがメーンだが、紙芝居が逆に目新しく感じると思う。地域の物語、伝説の伝承ツールとしても期待できるので、興味がある人は見に来てほしい」と話した。

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