窃盗などで2職員処分 横浜市

 横浜市は17日、同僚の財布から現金を盗んだとして健康福祉局の男性技能職員(29)を停職12カ月、事務処理を放置したとして神奈川区福祉保健センターの女性事務職員(58)を戒告の懲戒処分にした、と発表した。

 市総務局によると、健康福祉局の男性は昨年11月27日、勤務先の養護老人ホームで職員ロッカーにあった同僚の財布から現金1万円を盗んだ。2014年6月ごろから同様の被害が複数回発生していたため、同僚がロッカー内にカメラを設置したところ発覚した。男性は今年1月に書類送検され、2月に罰金20万円の略式命令を受けた。

 また、女性は昨年5月ごろから、結核医療に関する医療機関への支払いやイベント経費の請求書などの事務処理計120件を最大で約5カ月放置し、約65万円の支払いを遅延させたという。

 

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