立民代表選、江田氏が不出馬表明「枝野氏支えきれず責任」

自身が率いるグループの会合に出席し、代表選の対応について協議した立憲民主党の江田代表代行(中央)=国会内

 立憲民主党の江田憲司代表代行(衆院神奈川8区)は16日、枝野幸男前代表の後継を決める代表選(19日告示、30日投開票)への不出馬を表明した。国会内で記者団の取材に応じ、「原点に戻り、政策論争などを通じて微力ながら党の再生に力を尽くしたい」と述べた。

 江田氏は不出馬の理由として「衆院選の結果や、代表代行として枝野氏を支えきれなかった責任を感じている」と説明。「このグループは派閥ではない。一致して誰かを応援することにはならない」とも語った。

 この日、自身が率いる政策グループ「ブリッジの会」の会合を国会内で開き、約1時間にわたって代表選の対応について協議した。衆参の14議員が参加し、県内からは早稲田夕季(同4区)、篠原豪(同1区)、真山勇一(参院神奈川選挙区)の3氏が姿を見せた。

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