【MLB】大谷翔平、世界的スターの仲間入り 「FTX」と契約、報酬は暗号資産と株式

エンゼルス・大谷翔平【写真:荒川祐史】

カリーやブレイディも「FTX」のアンバサダーを務める

世界的な暗号資産取引所の「FTX」は16日(日本時間17日)、エンゼルスの大谷翔平投手と長期的なパートナーシップを結んだと発表した。発表によると、大谷はFTXブランドのグローバル・アンバサダーを務め、FTXは大谷に代わって様々な慈善寄付を行っていくとされている。

FTXの創設者であるサム・バンクマンフリードCEOは「ショウヘイはほんの短い期間で野球界で超越した選手になりました。このことと、彼のデジタル資産に対するサポートを合わせると、彼とのパートナーシップに踏み切ることは簡単な選択でした。フィールドの外では、ショウヘイはグローバルなコミュニティをより良くしようという情熱を持っています。これは彼とFTXが共通して持つものであり、私たちは様々な慈善事業、特に動物保護に焦点を置いたものにおいて、ショウヘイとパートナーになれることを嬉しく思います」とコメントを発表している。

MLBとMLB選手会の暗号資産取引の公式パートナーも務めている「FTX」は今季、ポストシーズンで飛距離425フィート(約129.5メートル)以上の本塁打である“ムーンブラスト”1本につき1万ドル(約114万円)、ワールドシリーズでは1本につき10万ドル(約1140万円)を寄付しており、合計で55万ドル(約6300万円)を寄付した。大谷はこの“ムーンブラスト”を今季20本放ち、メジャートップの本数だった。

ステフィン・カリーやトム・ブレイディといったスポーツ界の世界的スーパースターも、この「FTX」とパートナーシップを結んでおり、大谷もこの仲間入りを果たすことに。なお、発表によると、大谷はこのパートナーシップにおける報酬を株式と暗号通貨で受け取るとされている。(Full-Count編集部)

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