六本木といえば!「東京ミッドタウン」ですべきこと4選(後編)

六本木・東京ミッドタウンですべきことについての続編です。ミッドタウンとはどんなところか、ごはんを食べるならどこがよいかなどは前編をご覧ください。

さて。六本木・東京ミッドタウンでできること。残りの3つとはなんでしょうか。

2.日本ならではのおみやげをショッピング!

レストランでの食事を楽しんだ後は、日本ならではのおみやげを家族や友人向けにショッピングしてみてはいかがでしょう。

というわけで東京ミッドタウンでするべきこと2つ目は、東京ミッドタウン ガレリア3Fフロアに並ぶ和雑貨や日本の伝統工芸品をあつかう店でのショッピングです。

また、プラザ地下1階のフロアには海外では「MUJI」の名で展開している人気の雑貨店「無印良品」が店舗を構えます。

こちらは、ガレリア3Fにある箸の専門店「箸長(はしちょう)」です。天然木と漆(ウルシ)を用い職人が1本1本手作りした箸は、使いやすく、美しいと評判です。

漆は箸に美しいつやを与えるだけでなく、プラスチックや合成樹脂を塗った箸と違い口に入れた際に害がないと言われ、昔から日本人に愛用されてきました。

店内には、たくさんの種類の箸が並んでいます。小さくて、軽いのでおみやげにも最適です。異なる種類の木材、製造方法で作られた2,000種類以上の箸を揃える「箸長」でなら自分に合った最高の箸を見つけることができるはず。

こちらは、日本だけでなく海外にも店舗を持つ「無印良品」です。人々のくらしをよりゆたかにする商品を取りそろえる店内では、キッチン雑貨や文房具に加えて衣服も販売されています。

オーガニックコットンを使用したシャツや、日本の伝統的な技法「藍染(あいぞめ:タデ藍という植物からとれる深い青色の染料を使って色を付ける技法)」を用いて色づけられた衣服など個性的な商品が並んでいます。

3.自然豊かなグリーン&パークで癒されよう

ショッピングでたくさん歩き回り少し身体も疲れてきたのではないでしょうか。ということで東京ミッドタウンですべきこと3つ目は、グリーン&パークで自然に囲まれ身体をリフレッシュすることです。

東京ミッドタウンが大切にしていることの1つが、人と自然の調和です。グリーン&パークは敷地の約40%を占める広大な緑地とオープンスペースで、憩いの場として多くの人に利用されています。

ミッドタウンができる前から生えていた、樹高約15mを超える約140本の樹木が引き継がれて植えられているのをはじめ、サクラやクスノキなどたくさんの木が生えているこのエリア。

豊かな自然の中にいながら、無料のWi-Fiが利用できるので、ショッピングの合間にSNSやメールのチェックができるのもうれしいところ。

いたるところにベンチがあり、ミッドタウンでのショッピングの後など、休憩する場所には困りません。

また、池や木々、そして岩を組み合わせて作られた日本庭園もあります。その他にも日本庭園の概念を取り入れつつも新しく進化させた造りが随所に見られます。

たとえば、入ってみたいという気持ちになる開放的な景色や、水の流れを使って空間につながりを持たせるアイデア、随所に曲線的なデザインなどの考え方を、舗装と土、空間と植栽を用いて表現しており、進化系の「日本庭園」を体感することができるのです。

4.敷地内に点在するアートワークを鑑賞

最後にご紹介するのはミッドタウンに点在するアート作品の数々。六本木という街は、東京国立新美術館など多くの美術館があるアートの街として知られています。
参考記事:実はアートの街! 六本木にあるパブリックアートまとめ

ミッドタウンの敷地内にも、世界で活躍するアーティストによって作られた19ものアート作品が点在しています。

こうした作品を見て回るのもミッドタウンならではの楽しみの1つです。というわけで今回はMATCHAが厳選したミッドタウンにあるアート作品のいくつかをご紹介します。

安田 侃 / Kan Yasuda作 「妙夢」

安田 侃 / Kan Yasuda作 「意心帰」

東京ミッドタウンのプラザ入口に置かれた彫刻「妙夢」とプラザ地下1階にある「意心帰」は安田 侃 / Kan Yasuda氏による作品。

作者の安田氏はイタリア、ローマ・アカデミア美術学校に留学した経験があり、大理石とブロンズの作品で有名なアーティストです。

地上にあるブロンズで作られた「妙夢」と、地下1階にある大理石で作られた「意心帰」は互いに共鳴し合うという作者の言葉を意識して作品を見ると普段と少し違って見えるかもしれません。

フロリアン・クラール / Florian Claar作 「フラグメントNo.5」

こちらの作品は、ドイツの芸術家フロリアン・クラール / Florian Claar氏によるもの。月のパビリオンをコンセプトに製作されたというこちらの作品は設置されているグリーン&パークの風景とは異なる非日常を楽しむことができるものとなっています。

東京ミッドタウンの魅力は伝わりましたでしょうか。東京ミッドタウンですべきことを大きく分けて4つ紹介しましたが、他にもできることはたくさんあります。こちらの記事を参考にしつつ自分なりの楽しみ方を発見してみてはいかがでしょうか。

関連記事:六本木といえば!「東京ミッドタウン」ですべきこと4選(前編)

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