週間予報 19日(金)~20日(土)は太平洋側で晴天 22日(月)は全国的に雨や風強まる

 日本海側は17日(水)午後も雲の取れにくい所があるが、雨や雪の降る範囲はさらに狭くなる見込み。太平洋側は引き続き晴れて、西日本を中心に空気が乾くため、火の取り扱いに注意が必要だ。
 なお、あす18日(木)は午前中を中心に、きょうより雲の広がる地域が多い見込み。

18日(木)東京は曇り

 18日(木)午前は西日本や北陸で雲が広がりやすいが、天気の崩れは小さく、午後は晴れる所が多くなりそうだ。一方、北日本は下り坂で、朝は日差しがあっても昼前後から雨が降り出し、雷を伴う所がある見込み。海上を中心に、南西の風も強まりそうだ。また、関東付近も湿った空気が流れ込みやすく、午後は沿岸を中心に雨雲のかかる所がある見通し。

 18日(木)朝も内陸を中心にしっかりと冷え込むが、日中はこの時季としては気温が高い地域が多くなりそうだ。仙台は17℃で11月上旬並み、東海から西の各地は20℃前後まで上がる見込み。

20日(土)まで晴れる所多い

 19日(金)は関東から西はよく晴れて、日中は気温が高めで過ごしやすくなりそうだ。一方、北日本は上空に寒気が流れ込み、夕方から20日(土)にかけては北海道の平地で雪の降る所がありそうだ。

 東・西日本は20日(土)も日本海側を含めて晴れる予想で、西日本を中心に気温が高いため、昼間は軽装で過ごせる陽気が続く見込み。
 ただし、21日(日)は高気圧が東へ離れ、天気は次第に下り坂に向かう見通し。湿った空気が流れ込みやすい東日本の太平洋側は、午後から雨の降る所があり、西日本も土曜日に比べて雲の広がる所が多い見込み。

週明けは広く雨

 22日(月)は全国的に天気が崩れ、広い範囲で風の強まるおそれがある。午後から夜遅くにかけては、東・北日本の太平洋側に、発達した雨雲がかかる可能性があるため、雨の降り方にも注意が必要となりそうだ。
 23日(祝・火)は西から寒気が流れ込む影響で、日本海側は変わりやすい空模様が続き、海上を中心に西風の強い状態が続きそうだ。西日本は月曜日から火曜日にかけて、天気が回復しても気温の下がる地域が多いので注意が必要となる。
 また、北日本は強い寒気が流れ込み、24日(水)は北海道だけでなく東北北部の平地でも雪の降る可能性がある。

(気象予報士・高橋和也)

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