都道府県ごとに再開している観光支援。

県内でも「五感にごちそうかなざわ宿泊キャンペーン」ほか各種割引が実施されています。

「県民割」との併用も可能とあって、予約は好調。

【11/10更新】今すぐ使える！石川県宿泊割引・お得情報まとめ

控えめにいって太っ腹。

これを機会に、オープンしたてのところを開拓してみるのもアリ！ということで、今年開業した宿情報をまとめました。

利用できる割引情報もチェックしていきましょう。

【2021年2月オープン】スーパーホテル石川・能美 天然温泉「九谷五彩の湯」／能美市

ビジネスホテルながら、癒し要素が満載

「天然温泉 鼓門の湯 スーパーホテル Premier金沢駅東口」に次いで、県内2店目となる系列ホテル。

ビジネスホテルの位置づけながら天然温泉の大浴場あり、心地の良い空間ありとハード面はバッチリ。

北陸のお酒を揃えたウェルカムバー（18〜21時）がお出迎え。

無添加の焼きたてパンとオーガニックな野菜、能美のご当地メニューが味わえる朝食ビュッフェは、無料サービス。

アメニティや自分好みの枕が選べるサービスもあり、細部にまでおもてなしが行き届いています。

【2021年3月オープン】白鷺の湯 能登 海舟／七尾市

どこを切り取っても写真映えする、絶景リゾート

ロケーションや温泉、客室、食にもこだわりぬいたリゾート施設を展開する「共立リゾート」。

北陸初となる湯宿が和倉温泉に完成しました。

客室は、和の温もりと洋の快適さを織り交ぜた空間。

足を踏み入れた瞬間から、非日常の世界が体験できます。

大湯処「海汐（うみしお）の湯」では七尾湾を眺めつつ、岩風呂や寝湯、壷風呂など多彩な湯舟が楽しめ、貸切露天風呂には桧、石、陶器の3種類が。空いていれば予約なし（無料）で使用できます。

お食事は、七尾湾を望むオーシャンビューの食事処で。

能登の里山里海で獲れた旬彩を愉しむ和会席を用意。

翌日は料理長こだわり、旬の味覚がいっぱいの和定食を。
贅沢な時間を提供してくれます。

【2021年3月オープン】トリフィート ホテル＆ポッド 金沢百万石通／金沢市

ラグジュアリーなデザイナーズカプセルにお泊まり

上堤町にある「トリフィート ホテル＆ポッド 金沢百万石通」は、従来のイメージを覆すラグジュアリーなカプセルホテル。

北海道ニセコや沖縄那覇など、観光地を中心に展開しているホテルブランドが北陸に初進出しました。

1泊2,000円からとコスパに優れただけでなく、女性専用フロアもあり安心できる空間。

お部屋は、最もリーズナブルな「エコノミーポッド」をはじめ「スーペリアポッド」、大人数の宿泊が可能な完全個室「プレミアムルーム」と3タイプを用意。

1棟貸切やフロアの貸切もでき、様々なシーンで利用が可能です。

また5月には、金沢市本町に「ホテル・トリフィート金沢」がオープン。

こちらは、近未来の金沢をイメージした作りになっています。

【2021年4月オープン】LINNAS Kanazawa ／金沢市

「HYGEE（ヒュッゲ）」をテーマにしたライフスタイルホテル

「ライフスタイルホテル」はビジネスホテルなど従来の宿泊特化型と異なり、高いデザイン性と宿泊以外の付加価値を備えたホテルのこと。

尾張町にオープンした「LINNAS Kanazawa」は「衣食住働遊」の5 つの要素が交差するライフスタイルホテルです。

「満ち足りた」や 「居心地のよい」という意味のデンマークの言葉、ヒュッゲ（Hygge）。

ほっと癒される居心地の良い時間から、幸福感や充実感を感じてもらおうというのが、このホテルのテーマ。

客室は、一人旅やグループ旅行、家族旅行にと、それぞれの形に合うお部屋を用意。

宿泊ゲストのみ利用可能な、セルフロウリュウが楽しめるプライベートサウナ＆ジャグジールームも（事前予約制）。

共有ラウンジやシェアキッチン、フィットネス空間もあり、心地よい滞在ができるでしょう。

【2021年4月オープン】天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃 金沢／金沢市

多様なニーズに対応。オールラウンドな和風ホテル

近江町市場の近くにオープした「御宿 野乃 金沢」は、ドーミーインホテルの和風プレミアムブランド。

全国7ヵ所に展開し、北陸エリアでは「天然温泉 剱の湯 御宿 野乃 富山」に次ぐ2棟目。

床は全館畳敷きで、温泉旅館の雰囲気を感じることができます。

最上階には天然温泉の大浴場とドーミーインチェーン最大級のタワーサウナを完備。

日帰りにも宿泊にも対応。

いつもより少し豪華なお風呂を楽しむ感覚で利用できる、コスパの良さが◎。

グルメチケット付きのお得な日帰りプランもありますよ。

【2021年5月オープン】ホテル らしく金沢／金沢市

ひがし茶屋街にとけ込む、大人の隠れ宿

地元の観光地だからこそ「ひがし茶屋街」を歩くことはあっても、泊まる機会は少ないはず。

今年5月、東山地区初となるホテルがオープンしました。

洗練された空間美を追求したお部屋は、15室全てが異なるデザイン。

壁紙の素材からインテリア、小物に至るまで細部にこだわり、訪れる度に新たな発見がある宿です。

こだわりはほかにも。

睡眠環境・寝具指導士の資格を持つ眠りのプロが選んだ寝具。

マットレスの硬さ、肌触り、軽さなど快適な眠りに欠かせない心地よさを求め、睡眠という癒しを提供しています。

マイクロツーリズムへの関心が高まる今、大人の好奇心をくすぐる旅はいかがでしょうか。

【2021年7月オープン】満天ノ 辻のや／小松市

日本人が愛してやまないのは、こんな純和風旅館

「満天ノ 辻のや」は、HISが「ホテル・旅館再生支援」の第1号として「辻のや花乃庄」をリブランドした温泉旅館。

現在はソフトオープン期間中で、旧館の客室改装が終わる12月15日にグランドオープンを迎えます。

客室は、露天風呂付きの客室や特別室など全6タイプ35室。

自家掘り温泉のお風呂は、大浴場・露天風呂を含む５つのお風呂と岩盤浴が楽しめる花廻湯になりました。
敷地に広がる庭園には、散策のできる遊歩道を整備。
夏にはプールも楽しめます。

冬本番！これからの季節には、蟹づくし会席が味わえますよ。

【2021年10月オープン】町の踊場／金沢市

歴史の趣を残した、徳田秋声ゆかりの町屋ホテル

金沢三文豪の一人、徳田秋声が訪れた築150年の武家屋敷を改修したホテル。

秋声の異母兄・正田順太郎の旧邸宅で、ホテル名は秋声の短編小説「町の踊り場」にちなんだもの。

客室は、140坪の庭園が一望できる「雲のゆくへ」と、茶室だった空間を寝室に利用した「蒼（あお）白い月」の二間。

どちらの部屋も庭を眺めながら、無量寺温泉から運ぶ温泉湯に浸かることができます。

対象となる割引については、今まさに申請中とのこと。

「五感にごちそうかなざわ宿泊キャンペーン」期間は2022年の1月31日まで。
「県民割」期間は12月31日までなので、お得に予約できるかは運次第。

敷地内には、正田家所蔵の蓄音機でレコードが楽しめる「蔵カフェ」がオープン。

こちらは、宿泊者以外も利用が可能です。

【2021年10月オープン】ホテルエスノグラフィー金沢／金沢市

「息づく文化を五感で感じる」ブティックホテル

スイートルームはメゾネットになっていて上階に寝室、下階にリビングルームが。

京都祇園を中心に展開しているブティックホテル「ホテルエスノグラフィー」が金澤表参道（旧横安江町商店街）にオープン。

客室はスイートルーム2部屋、スーペリアツイン16室、コンフォートクイン6室、デラックスファミリー3室、和モダンクイン2室の全30室。

それぞれの部屋に、金沢の伝統工芸品が使われていて、今に息づく文化が感じられます。

地酒の試飲会など、地元住民と宿泊者が集まれるイベントを企画。

観光客との交流を生む拠点になっていきそうです。

今回はオープンしたばかりのホテル・宿をご紹介しました。

快適で、楽しいご旅行を！