稲葉友が「ハレ婚。」で島崎遥香ら3人の妻を持つ“令和の光源氏”に

稲葉友が、ABCテレビで2022年1月からスタートする連続ドラマ「ハレ婚。」(日曜午後11:55、開始日未定。テレビ神奈川は火曜午後11:00)で、3人の妻を持つ“ハレ婚(=ハーレム婚)”の夫・伊達龍之介を演じることが分かった。

ドラマは、“一夫多妻”をテーマとしたNON氏の同名漫画が原作。3人の妻を持つという、現代日本の感覚でいうと最低な浮気者が、全力で3人の妻を平等に愛し、家族を幸せにしようとする姿を見せることにより、一夫一妻こそ正しいのか、そして結婚とは、家族とは、愛とは何かを問いかけるラブストーリー。

2010年に俳優デビューをすると、14年には「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日系)では仮面ライダーマッハ役を好演。その後も、ドラマ、映画、舞台、ラジオパーソナリティーと、多岐にわたり活躍している稲葉。そんな稲葉が演じる龍之介は、ピアニスト兼作曲家の過去を持つ、ステリアスで怪しさ満点な雰囲気の持ち主ながらも、すでに2人の妻がいる。それにもかかわらず、主人公・前園小春(島崎遥香)にも堂々とプロポーズする、まさに“令和の光源氏”とも呼べる男だ。

龍之介の印象について、稲葉は「見た目はかっこいいし、女性をひきつける魅力のある人ですが、イイ男という枠には収まらない人ですね。足りないところがたくさんあって、それがまた愛される要因だと思います」と明かしつつ、「龍之介は言葉の表面だけでは真意をくみ取りきれないものが多いので、根幹にあるものや心(しん)を埋めていく作業を大切に取り組んでいます」と役づくりに励んでいる。

また、物語の設定に関しては、「日本においては突飛で非日常的なものだなと思いました」としつつも、「だからこそ自分が日々生きる日常で大切にするべきことが浮き彫りになっていくような印象を受けました」と魅力をアピール。そして、あらためて「龍之介という人間に寄り添いながら尽くしていきます。ぜひともご覧くださいませ」と意気込みを語った。

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