静岡・三島で食べるべき!行列が絶えない、絶妙な焼き加減の「鰻重」が味わえる店

旅人へひとこと

伊豆の入口でもある静岡県三島市は、富士山に抱かれた清流の町です。その三島の代表的グルメが鰻です!

三嶋大社だけじゃない!川の中を歩ける!?日本一の散歩道!

三島市と言えば、三嶋大社が有名ですがそれだけではありません。筆者のおすすめはここ!三島駅のすぐ南側に位置する楽寿園と、そこから流れ出す源兵衛川の流れが素晴らしい!

なんと川の真ん中に飛び石が置かれており、川の畔ではなく川の中を散歩できるのです。その流れの美しさは格別!抜群の透明度とその水量には圧倒されるはず。

新幹線の駅から10分のところに流れる川とは思えません。日本一の散歩道と言っても過言ではない!

この清らかな流れが、美味しい鰻を育てるんですね。

JR三島駅から半日コースで三島の町を満喫できます!

まずは三島駅南口からすぐのところにある『楽寿園』。ここは元は皇室の別邸があったところ。園内にはミニ動物園もあったりとファミリーでの散策もおすすめです。

一番の見所は園の中央部に広がる雲場池。驚くことに、この池の水位は全て富士山から湧き出る伏流水。そのため、その日によって満々と水をたたえていたり、全く水が渇れていたりと様々に表情を変えます。

『楽寿園』の南口から出ると、源兵衛川の流れに沿って道が伸びています。前述した川の中の散歩道を進んで行くと、ほのかに鰻の香りが漂ってきます。

この香りが漂ってきたら『桜家』さんはすぐ!

楽寿園

〒411-0036 静岡県三島市一番町19−3

『桜家』さんの前はいつも賑わっていて人だかりができています。こちらは店頭で名前を書いておけばその後は店の前を離れてもOK。念のため目安の時間を店員さんに聞いておきましょう。

こちらで先に名前を書いてから、源兵衛川へ遊びに行っても良いかもしれません。

三島に来たら食べなくちゃ!絶品『鰻重』は外せない!

『桜家』さんの回りは常に行列のお客さんの人だかり、そして周囲に漂う香ばしい鰻の香り!

創業は江戸時代の安政三年という老舗。目の前を通る旧東海道を往来する武士や旅人も誘惑したはずのこの香りがたまりません。

やはりここ外せません!鰻重を注文します。

注文してから焼かれる鰻は外はパリっと中はふわっと、絶妙な焼き加減!少し焦げたタレの風味が合わさって、まさに絶品です!

こちらの鰻重は敷き詰められているご飯も多めなので満腹感は絶大!各テーブルに継ぎ足し用のタレが置いてありますので、足りなくなったらご飯にかけて頂くこともできるのが嬉しい!

うなぎ 桜家

〒411-0856 静岡県三島市広小路町13−2

食後は目の前を通る広小路(旧東海道)を東へ。およそ10分ほど歩くと見えてくるのが三嶋大社です。源頼朝にもゆかりがある古社は、旧伊豆国の一宮。特に初詣にはたくさんの参拝客で溢れます。

園内には、キンモクセイの銘木や春日大社から譲り受けたという鹿苑もあって見所満載です。もしも小腹が空いたら、門前町でこちらも名物の「みしまコロッケ」を食べ歩きしても良いですね!

『三嶋大社』の参拝を終えたら、三島の町からさらに東へ。箱根山の中腹に作られた『三島スカイウォーク』も必見です!

富士山を望む谷間に架けられた橋からは、富士山と駿河湾を一望!橋の対岸には空中遊泳ジップラインも備えた本格的アスレチックなんかもあります!

いかがでしたか?伊豆の玄関口、三島グルメを楽しむ旅!伊豆や箱根へ向かうために素通りされてしまうこともあるこの町ですが、実はその観光力はかなりのもの!三島グルメの代表格『桜家』の「鰻重」を堪能しつつ、三島の観光名所をめぐってみてはいかがでしょうか?

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三嶋大社

〒411-0035 静岡県三島市大宮町2丁目1−5

*この記事は2021年9月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:旅人サイファ

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