女子ゴルフの渋野日向子(23=サントリー)が、来月の米ツアー予選会へ、早め渡米で入念な準備を整える。
17日、渡米前最後の大会となる国内女子ゴルフツアー「大王製紙エリエールレディス」(18日開幕、愛媛・エリエールGC松山=パー71)のプロアマ戦後、会見に応じた渋野。米予選会に向け、来週中に渡米する意向を明かした。
「来週中の、日にちはまだわからないけど早めに入る。予選会は3コースを使うみたいです。2日間、2日間やって3日開いて4日間といった形で。それだけコースがあると早めに入って練習ラウンドしないとな、と」(渋野)。多様なコースに対応できるよう、十分に練習できるスケジュールを立てている。
予選会を突破すれば、来年は米ツアー参戦。今大会は国内ツアーで渋野を見る絶好のチャンスとなる。観客を前に、好プレーを披露する意気込みを問われると「見せたいと思えば思うほど空回りすると思うし、(来季は)予選会の結果次第。ちょっといろいろ考えて、気を引き締めてやらないとなと思っている」と冷静。意気込みがマイナスに作用しないよう、心掛けている。