東日本ボクシング協会理事会でJBCへの通知を報告 新田事務局長「基本的にはJPBAの決議に沿った形」

新田渉世事務局長(東スポWeb)

東日本ボクシング協会は17日に都内で理事会を開き、日本プロボクシング協会(JPBA)から日本ボクシングコミッション(JBC)へ前日付で通告書が提出されたことを確認した。

JPBAは10月に、昨年末のWBO世界スーパーフライ級王座戦の王者井岡一翔(志成)に起きたドーピング騒動などを追及する形でJBCの浦谷信彰執行理事に退任を要望した。しかしJBCからの返答が納得いくものでなかったとして協力関係を厳しく見直す方針を打ち出した。来年1月からJBCに支払う試合承認料やライセンス料を一時的にJPBAが預かる旨を含んだ通告書を前日付で送付したことを発表していた。

リモート取材に応じた新田渉世事務局長は、この日の理事会でJPBAの決議の報告がなされたとし「(東日本ボクシング協会として)基本的にはJPBAの決議に沿った形になると思う」と語った。今後は東地区のプロモーター委員会などを開催し、具体的な協議などをしていくという。

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