女子駅伝、肥銀監督に渡辺氏 三井住友海上で7度優勝

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渡辺重治氏

 肥後銀行女子駅伝部の新監督に、強豪の三井住友海上で監督、コーチを務めた渡辺重治氏(52)が就任することが17日、関係者への取材で分かった。渡辺氏は2004年アテネ五輪マラソン5位の土佐礼子や1万メートル元日本記録保持者の渋井陽子らを育てた実績があり、全国トップレベルのチームを目指す上で最適の人材と判断した。

 渡辺氏は千葉県出身。1996年から三井住友海上女子陸上部コーチを経て、08年に監督就任。全日本実業団対抗女子駅伝でコーチとして6度、監督として1度の優勝に導いた。16年3月に退社した後は全国各地で講演や指導をしてきた。選手時代は市立船橋高で全国高校男子駅伝の優勝に貢献し、明大では箱根駅伝に出場した。

 関係者によると、肥後銀行は渡辺氏の実業団での指導実績に加え、選手の自主性を重視して能力を引き出す育成手腕を評価したとみられる。就任は来年1月1日付の予定。

 志水貢一前監督の後任として19年4月から部長兼監督を務めていた竹下元久氏(63)は部長職に専念する見込み。

 同行の女子駅伝部は創部11年目で、全日本実業団対抗での最高成績は17年の15位。今年10月の予選会は22位となり、5年ぶりに本戦出場を逃した。(河北英之)