西岡が栃木GB退団 北九州の監督兼選手に

西岡剛

 野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)は17日、元日本代表の西岡剛(にしおかつよし)内野手(37)が自由契約となり退団すると発表した。西岡は来季、野球独立リーグ・ヤマエ久野九州アジアリーグの「福岡北九州フェニックス」の選手兼監督として契約する方針。

 球団を通じ「たくさん勉強できた3年間だった。栃木のファンの皆さまの中に、西岡剛がずっと生き続けていくことを願い、新天地へ向かいたい」などとコメントした。

 九州アジアリーグは熊本と大分県の2チームで今季始動。福岡北九州は実業家の堀江貴文(ほりえたかふみ)氏らが設立し、来季からの参戦を予定している。西岡は同日、動画投稿サイト「ユーチューブ」の自身の公式チャンネルで来季の方針を発表した。

 西岡は大阪桐蔭高から2002年のドラフト1位でロッテへ入団。06年「第1回ワールド・ベースボール・クラシック」の優勝メンバー。米大リーグ・ツインズや阪神を経て19年に入団し、初年度は打率3割4分9厘、13本塁打でリーグ初制覇に貢献。3年間で通算141試合出場、打率3割3分9厘、14本塁打、80打点だった。

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