木下都議「体調が再び悪化」 “公開質問”の委員会を欠席へ

無免許運転で人身事故を起こし2度の辞職勧告を受けている東京都議会議員が、出席を求められている委員会を「欠席する」と、委員会開催の前日になって連絡してきたことが分かりました。

木下富美子都議は11月9日に当選後初めて都議会に姿を現しましたが「辞職しない」意向を示しています。これを受けて都議会は議会運営委員会を18日に開くことを決め、木下都議を呼び出した上で主要会派が公開で「辞職しない理由」などを質問する予定でした。しかし都議会事務局によりますと、17日午後になって木下都議本人からメールで「体調が再び悪化したため欠席する」という趣旨の連絡があったということです。木下都議に出席を求めていた議会運営委員会の小宮安里委員長は「体調不良で来ることがかなわないということなので、それは真摯(しんし)に受け止めたい」とする一方で「議員として活動したいと言う木下議員に対して、私たちの意見は全く違う。そこを確認せずに議員活動を続けることは折り合わない。そこはしっかりと求めていきたい」と話しました。

18日の議会運営委員会は予定通り開かれる見通しで、木下都議が欠席することを受けて今後の議会の対応を話し合う予定です。また、木下都議が所属する公営企業委員会も開かれる予定です。

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