週間予報 (金)~(土)は太平洋側中心に秋晴れ 22日(月)は広範囲で雨 23日(祝・火)は西日本で風冷たく

18日(木)午後は西日本の日本海側で晴れる所が多く、この時季としては気温が高めで過ごしやすくなりそうだ。関東は雲が取れにくい所があり、沿岸で昼過ぎまで雨の降る可能性もあるが、夕方以降は天気が回復に向かいそうだ。一方、北日本は午後は雨の降る範囲が広がり、あす19日(金)にかけて不安定な空模様が続く見込み。

天気分かれる

 北日本の日本海側は、18日(木)午後は雨の範囲が広がる見通し。局地的に雷を伴い、今夜は北海道で激しく降る所もありそうだ。北日本はあす19日(金)も断続的に雨が降り、夕方以降は寒気が流れ込む影響で、海上を中心に西寄りの風が強まりそうだ。北海道は20日(土)にかけて気温が下がり、平地でも雪の降る所がある見込み。  一方、東・西日本は、あす19日(金)から20日(土)は晴れる所が多く、昼間は日差しが暖かく感じられそうだ。19日(金)夕方は部分月食で、太平洋側を中心に雲が少なく観測チャンスに恵まれそうだが、月の位置が低めで建物や地形が見え方を左右する点には注意を要する。

天気下り坂 気温降下

 21日(日)は北日本で天気が回復傾向だが、その他の各地はむしろ雲が多くなる見込み。午後は関東の沿岸で、夜遅くには九州や東北北部で、雨の降り出す所があり、22日(月)はさらに広い範囲に雨雲が広がる予想だ。全国的に23日(祝・火)にかけて風の強まる地域が多く、、22日(月)の段階ですでに西風と共に冷たい空気が流れ込む西日本は、他の地域より気温の低下が目立って現れると考えられる。来週にかけては、気温変化に対して注意が必要だ。

(気象予報士・高橋和也

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