グルメとアートでまち巡り 横浜3エリアでイベント「ミナトノアート」初開催 20日から

「ミナトノアート2021」のチラシを手にする幹事の3人(右から田口さん、大野さん、内藤さん)=横浜市中区

 元町商店街(横浜市中区)から横浜駅までのギャラリーやカフェ、店舗など“まちなか”を巡るアートフェア「ミナトノアート2021」が20日から初めて開催される。“買う、食べる、見る、作る”などの体験を通して横浜の魅力を紹介。子どもから大人まで、初心者もアートファンも楽しめる内容になっている。28日まで。

 アートを身近に感じ、横浜の魅力を再発見してもらうことが狙い。画廊や工房などが点在する同区でアートの仕事に携わる、すし店兼ギャラリーオーナーの田口竜太郎さん(43)、画家の大野愛(めぐみ)さん(33)、アートプロデューサーの内藤正雄さん(46)が中心になって企画し、主催団体「ミナトノアート2021」を立ち上げた。

 代表幹事の田口さんは「街や店の垣根を越え、半径約2キロを地図を片手に回遊しながらアートに親しんでもらい、こんな店があったんだと驚いてもらいたい」と期待を込める。

 会場は西洋館が並ぶ山手地区から中華街へと広がる「クリフサイド」、横浜駅周辺の「ステーション」、山下公園や象の鼻パークがある海沿いから関内地区、長者町、馬車道、吉田町、野毛地区の「シーサイド」の3エリア。約80のギャラリーや工房、飲食店などが参加する。

 詳細は公式サイトminatonoart.jp

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