「アナ雪2」が「金曜ロードショー」で初放送。「ミラベルと魔法だらけの家」歌唱シーンもオンエア

日本テレビ系で11月19日放送の「金曜ロードショー」(金曜午後9:00)では、ディズニー長編アニメーション60作目となる最新作「ミラベルと魔法だらけの家」の11月26日公開にあわせて、先週の第1作に続き、「アナと雪の女王2」を本編ノーカットで初放送。人気キャラクター・オラフの吹き替えを務めた武内駿輔からコメントが到着した。

「アナと雪の女王2」は前作に引き続き全世界で大ヒットし、第1作の記録を塗り替え、世界のアニメーション映画歴代No.1興行収入を更新した。日本でも2019年の洋画第1位となる133.7億円の大ヒットを記録。前作から3年後、アレンデール王国の女王となったエルサ(声・松たか子)は、アナ(声・神田沙也加)たちと共に幸せな日々を過ごしていた。しかし、エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”に導かれ、未知なる世界へ旅立つ。なぜエルサに力が与えられたのか――。エルサの出生の秘密に迫る物語で、すべての謎が明かされる。

作品の見どころについて武内は「今、世界が抱えている問題点などをうまく作品に落とし込みつつ、美しいアニメーションとメロディーによって、幅広い世代に愛していただける内容です。前作より遥かにスケールアップした、『アナ雪』の世界観を堪能していただければと思います」と語る。

お気に入りのシーンには「『ずっとかわらないもの』シーン」を挙げ、「冒頭にふさわしい楽曲であり、再び『アナ雪』の世界に帰って来たことを実感できます。また、本編を見終えた後にもう一度聴き直すと、聴こえ方が変わってくるところも魅力的です。あとは『恋の迷い子』も、1980年代好きの自分にはとても刺さります(笑)。好きなセリフは、オラフが作中ポロッと言う『今の若い子としゃべってると元気が出るよ。未来は明るいね』。本質を突きつつも、それをオラフが言うのがおかしいので、好きですね」と笑った。

続けて、「オラフが前作に比べかなり成長するのと比例して、英語版のジョシュ・ギャッドの遊び心もパワーアップしていたため、とても楽しかったです。オラフが前作のあらすじを紹介するシーンは、特に楽しみながら声を吹き込みました」とアフレコでのエピソードを明かした。

また、視聴者に向けて、「ポップコーンなどを用意して本格的に楽しむのもありですし、何かしながら、気軽に見ていただくのもありかと思います(笑)。どんな形でもいいので、『アナ雪2』の世界に触れていただけますと幸いです。字幕版しか見たことのない方も、この際ですから、ぜひ吹き替え版を見てみてください(笑)」とアピール。

そして、11月26日からは「ミラベルと魔法だらけの家」が公開。4年ぶりとなる待望のディズニーオリジナル・ミュージカル作品だ。そこで今回の放送では、主人公・ミラベルが、自分の本当の気持ちを歌い上げる楽曲「奇跡を夢見て」の歌唱シーン約1分が初公開される。

武内は、同作にもマリアーノ役で出演。「マリアーノという、イサベラの婚約者の、日本語版を担当いたしました。ハンサムで、とてもいい男です。しかし、どこか少し抜けている雰囲気もあり…なぜか気になるキャラクターかと思います(笑)。楽曲全体が、今までにないとても陽気なパワーを持っていて、聴くと自然と体が動きそうになるのが、今作の最大の魅力かと思います。家族の絆をテーマにした作品、ぜひ多くの方に楽しんでいただけますと幸いです」とメッセージを寄せている。

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