アンリ氏、PSGでスタイル浸透は困難と指摘「3日に1度の試合日程では…」

 ティエリ・アンリ氏は、パリ・サンジェルマンに特定のプレースタイルを浸透させるのは難しいと指摘した。

リーグ未だ無得点のメッシ… 盟友アンリが現状を憂慮「ピッチで孤立している」

 PSGはリーグ13試合で11勝1分1敗の成績を残し首位に位置しているが、今夏の目玉補強となったリオネル・メッシは国内でゴールを決めておらず、セルヒオ・ラモスはケガが長引き未だピッチに立っていない。マウリシオ・ポチェティーノ監督がメッシのフィットする戦術模索に試行錯誤する中、アンリ氏はバルセロナの長い歴史で培われた特殊なスタイルが、メッシの仕事をより困難にしていると語った。

「ポチェティーノ監督の言い訳をするつもりはないが、多くの選手がシーズン開幕に遅れてやってくると、3日に1度の試合では彼らと一緒に仕事する時間はない。戦術を浸透させるのが簡単ではないんだ。バルサでは歴史があるから、従うべきものがある。リヌス・ミケルスが指導し、クライフがやってきたように。ポチェティーノはシステムとそれに参加する11人の選手を探している」。

アンリがPSGでの戦術の浸透は困難だと指摘 Photo Xavier Laine

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