レディー・ガガ=グッチ家を崩壊を導く女性 「ハウス・オブ・グッチ」最新映像

2022年1月14日より劇場公開される、レディー・ガガ主演、リドリー・スコット監督の映画「ハウス・オブ・グッチ」から、レディー・ガガ演じるパトリツィア・レッジャーニの視点で描かれた最新映像が公開された。

映像の冒頭では、パトリツィアと夫のマウリツィオ(アダム・ドライバー)が、アルド(アル・パチーノ)一家の豪華な邸宅を訪れる様子が描かれる。グッチ家独特の風習に戸惑いながらも、冷静に「彼らはすべてを持っている。富、スタイル、権力。殺してでも欲しいものを」と、野心を見せるパトリツィア。やがて一族衰退と比例して、パトリツィアは「グッチ家には新たな血が要る」と、次第に発言力と地位を強めていくが、アルドに「グッチとは私の発言そのもの。女の出る幕はない」と言い放たれる。

夫を含めグッチ一族からよそ者扱いされるパトリツィアだが、何かをたくらみ、占い師ピーナ(サルマ・ハエック)と成し遂げようとする。次第に崩壊していくグッチ家の人々へ「特に道徳心は高くないけど、私はフェアな人間よ。だから賛成、型破りな罰でもね」と悪びれる様子もなく語るパトリツィアの姿も映し出される。

1970年代から約30年にわたる、愛、裏切り、退廃、復讐、そしてマウリツィオ暗殺計画に至るまでの、グッチ一族の崩壊と闇に包まれた真実が明かされる本作品。「(役作りのため)イタリア語なまりの英語を半年もの間訓練し、ジャーナリストのごとくパトリツィアの人生を掘り下げた」というレディー・ガガが、熱意を込めた演技を披露している。

「ハウス・オブ・グッチ」は、華麗なるグッチ一族崩壊の真実を描くサスペンス。グッチ一族の確執とGUCCI創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオ・グッチ殺害事件が描かれる。殺害事件の黒幕でグッチ家崩壊を招くパトリツィア・レッジャーニを、レディー・ガガが演じる。夫マウリツィオ・グッチをアダム・ドライバーが演じるほか、オスカー俳優のアル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジャレット・レトなどが顔をそろえている。監督は、「エイリアン」「ブレードランナー」など幅広い作品を世に送り続けるリドリー・スコットが務める。

【作品情報】
ハウス・オブ・グッチ
2022年1月14日(金)より日本公開
配給:東宝東和
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