格闘技イベント「RIZIN.32」(20日、沖縄アリーナ)でRENA(30)と激突する山本美憂(47)が18日の出場選手インタビューに弟の故山本KID徳郁さんとともに臨んだ。
2016年9月のデビュー戦で敗れたRENAとの雪辱戦を直前に控えたこの日のインタビューの場に、山本はKIDさんの写真が正面にプリントされたTシャツを着用して登場。「デビュー戦のRENA選手戦のときにセコンドに付いてくれていて今回は付けないので、連れてきました。試合当日は違うのを着ますけど」と意図を説明した。
当時はレスリングから転向直後とあって、思うような戦いができなかった。「お互いMMAの選手としていい試合ができると思います。立ち技だけでなく寝技だけでなく両方激しい試合になると思います」と、敗戦直後にKIDさんとかわしたリベンジの約束を果たすつもりだ。
試合当日は夫のカイル・アグォンと息子のアーセンがセコンドにつく。「大きいです。コーチとして本当に100%の信頼を抱いているので。試合中もアーセンとカイルの声は全部聞こえまず。リング上で迷うことは? ないです」と、自信をのぞかせた。
47歳を迎えてなおコンディションに衰えはない。「継続ですかね。練習をやっていれば体力は落ちないし。そこはレスラーのままですね。1年中練習しているので」と胸を張った山本が、5年2か月ぶりの再戦で進化を証明する。