日本サッカー協会は18日、女子委員長に元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏(63)の就任を発表した。
なでしこジャパンは金メダル獲得を目標に掲げた東京五輪で8強敗退。欧州や米国など世界の強豪国との差が広がっている現状が浮き彫りになり、危機感が高まっている。
そうした中で協会は女子チームの強化の中心となる女子委員長として、今井委員長に代わって佐々木氏を招へい。2011年ドイツW杯での優勝などなでしこジャパンの躍進を支えた功労者に再建を託すことになった。
佐々木氏は現在WEリーグの大宮の総監督を務めているため、12月4日で同職を退任したうえで同5日から女子委員長としての活動をスタートする。
かつての世界女王の復権へ向けて、名将が池田新体制をサポートする。