【九州場所】正代が痛恨の2敗目 隠岐の海に寄り切られ「今日のような相撲にならないように」

正代(東スポWeb)

中盤戦に巻き返せるか。大相撲九州場所5日目(18日、福岡国際センター)、大関正代(30=時津風)が、幕内隠岐の海(36=八角)に寄り切りで敗れ、痛恨の2敗目を喫した。

立ち合いから相手に主導権を握られ何もできないまま完敗。取組後は「立ち合いも圧力をかけられなかった。上体が起きるのも早かった」と肩を落とした。

5日間を終え早くも2敗目。まだ序盤戦を終えたばかりだが、全勝を守る横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)、大関貴景勝(常盤山)などは安定感が抜群だ。上位の大崩れが期待できない中で巻き返しを狙う中盤戦へ向けて「(ここまでは)立ち合いしっかり当たれて相撲の内容はいい。今日のような相撲にならないように集中したい」と必死に前を向いていた。

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